皆さま、こんにちは。
今回のテーマは「イマドキのホワイトデー事情2019」。

バレンタインデーが終われば、次はホワイトデー。2月と3月には恋愛イベントが続きますね。実は、ホワイトデーは日本で生まれたイベントなんです。欧米では特にホワイトデーの認識はなく、ホワイトデーを楽しんでいるのは日本と台湾、韓国、中国などの東アジア諸国のみだそうです。

ではどうしてホワイトデーが日本で誕生したのでしょうか？
今回はホワイトデーに関するいろいろな説をご紹介すると同時に、変化し続けているイマドキのホワイトデー事情もご紹介していきたいと思います。

ホワイトデーの歴史

●なぜホワイトデーは3月14日なの？

実はホワイトデーは、バレンタインデーのはじまりと密接なつながりがあるとされています。
そもそもバレンタインデーというのは、3世紀のローマで、兵士の自由結婚禁止政策にそむいて結婚しようとした男女を救うため、バレンタイン司教が殉教した日。そして所説ありますが、ホワイトデーは、バレンタイン司教が殉職した日から1か月後の3月14日に、救われた2人が改めて永遠の愛を誓い合ったとことに由来していると言われています。

●日本でホワイトデーが広まったきっかけ（1）

1978年、全国飴菓子工業協同組合は、バレンタインデーのアンサーデーとしてホワイトデーを考案。2年後の1980年から「ホワイトデーはキャンディーを贈る日」として大々的にキャンペーンを開始。もともとホワイトデーはキャンディーを売る事が目的で誕生しました。
ホワイトデーという名称は、英和辞典のホワイトの項に、シュガーやスイートという意味の解説が記載されていたため。若者の純愛や砂糖をイメージさせることによるものだそうです。

●日本でホワイトデーが広まったきっかけ（2）

1977年、福岡の老舗菓子店「石村萬盛堂」の社長が「男性からバレンタインデーのお返しが欲しい」という少女雑誌の投稿を目にしたことをきっかけに、1978年にマシュマロデーを創設。
その後、百貨店から「もっと幅広くバレンタインデーのお返しの日として定着させたい。マシュマロの白色を思い起こさせるホワイトデーに改称できないか」という提案があり、マシュマロデーはホワイトデーに変化。当初は「君からもらったチョコレートを僕の純白な愛で（マシュマロ）で包んでお返しするよ」という意味合いから中にチョコが入っているマシュマロを渡していたそう･････