皆サマ、こんにちは。今回のテーマは「自律神経バランスを整えるヨガ」。
最近は夏バテが長引き、秋になっても不調を感じる秋バテモードの女性も増えているんだとか。実は秋って、自律神経バランスが乱れやすい季節なんだそうです。
ナノデ今回は、自律神経に関するお話をしつつ～、自律神経バランスを整えるヨガポーズもご紹介していきますね。

マズ最初に、自律神経に関する、カンタン知識から学んでみましょう～。

自律神経カンタン知識

≪自律神経とは？≫
自分の意思とは関係なく、刺激や情報に反応して、体の機能をコントロールしている神経のこと

≪自律神経のはたらきとは？≫
･眠っているときに呼吸する
･血液を流す
･胃で食べ物を消化する
･腸で栄養を吸収する
･老廃物や疲労物質を集めて、便や尿で排泄する
…etc

≪交感神経と副交感神経≫
自律神経は、正反対のはたらきをする二つの神経から成り立っている。

●交感神経：活動モード
活動、緊張、ストレスを感じているときに働く（主に昼間の活動中）

●副交感神経：リラックスモード
休息、修復、リラックスしているときに働く（主に夜間の睡眠中）

≪健康な人の自律神経バランスとは？≫
●交感神経と副交感神経のバランスが良い
昼間の活動で疲れて故障したカラダを、夜間の睡眠で休息させて故障を修復し、元の元気な状態に戻すことができている。
ツマリ、正反対の二つの神経が、バランス良く働くことで、健康が保てる。

≪自律神経が乱れる理由は?≫
自律神経が乱れる理由はストレスにアリ。

●肉体的なストレス
睡眠不足、運動不足、栄養不足、長時間通勤、オーバーワーク、暑さ寒さ、騒音、空気汚染、食品添加物 …ほか

●精神的なストレス
仕事のノルマ、昇進、プレッシャー、勤務先の業績不振、引っ越し、いじめ、人間関係、将来への不安、失恋、挫折 …ほか

≪ストレスで自律神経が乱れると…≫
交感神経ばかりが働いてしまい、カラダを回復させる副交感神経が十分に働けなくなる。すると、カラダの回復が追いつかず、様々な不調を引き起こす。

≪自律神経が乱れたときにおきる不調って?≫
[頭痛]>
交感神経が高ぶるコトでカラダが緊張する→血管が収縮して頭痛が起こる

[冷え]
自律神経が正常に働かない→体温調節が機能せず、冷えにつながる

[残尿感、頻尿]
緊張すると交感神経が高まる→ぼうこうが小さくなり、何度もトイレに行きたくなる
逆に、副交感神経が優位のときはぼうこうが広がり、トイレに行く回数が減る

[食欲不振]
副交感神経は、消化、吸収など、消化器系を活発化させるはたらきを持つ。反対に交感神経は、これらのはたらきを抑える作用アリ。
自律神経が乱れると交感神経のはたらきにより興奮している状態が続く→消化器官が抑制されてしまい、食欲不振に

[その他]
動悸(どうき)、倦怠感、めまい、パニック障害、腰痛、足のしびれやムズムズ…など

フムフム、私たちのカラダって、本当に自律神経のおかげで生きてられるのね。

そして、秋に自律神経バランスを崩しやすい理由。ソレハ、気候の変化に合わせて、はたらきが優位になる神経も変化するカラ。
つまり夏だと、暑いときに血管を拡張させ体温を下げるため、副交感神経が優位になる季節。いっぽう冬は、寒さに備えて交感神経が優位に。
春と秋はそのはざまのため、カラダの切り替わりが激しく、自律神経が乱れやすいんだとか。
ちょうど今の時期、自律神経は、冬の寒さに耐えられるよう私たちのカラダの細胞を変えようと、必死になって頑張ってくれているんです。

だから、秋はチョットのストレスでも自律神経バランスが崩れやすいので、要注意の季節とも言えるんですよ。

そしてそして、私たちのカラダを支えてくれている、自律神経バランスを整えていくには、ヨガが最適なんです。

自律神経バランスを整えるにはヨガがおすすめ

≪ヨガが良い理由は「ヨガの呼吸法」にアリ!≫
マズそもそも、呼吸は自律神経の管轄。自律神経は自分の意思ではコントロールできないけれど、唯一自分からアプローチできるのが呼吸なのです。

ヨガの呼吸はゆっくり息を吸い、吐くこと。
･吸う…交感神経を刺激する
･吐く…副交感神経を刺激する
これで、自律神経バランスをコントロールすることができます。
また、右鼻の呼吸が「交感神経」を、左鼻の呼吸が「副交感神経」を刺激。左右の鼻から交互に息を吸う(片鼻呼吸)と、自律神経バランスをコントロールできるんです。

そう、つまり、ゆっくり息を吸って、吐くことで自律神経バランスを整えることができるんですね。
ただしコレは、鼻から吸わないとNG。口呼吸だと呼吸が浅くなり、交感神経ばかり刺激するから、効果が無いんだとか。
そんなわけで今回は、呼吸をより意識した、とってもシンプル＆感tななヨガポーズをご紹介していこうと思いまーす･････