ライフスタイル
2019年7月28日

法律相談|携帯料金未払い、10年経ったら時効?支払い義務や確認方法


[目次]

  • お悩み
  • 回答
  • ・携帯料金未払い、最速のみの場合の時効は5年
    ・裁判所から支払督促・仮執行宣言が来た場合の時効は10年
    ・時効により支払い義務をなくすためには「援用」手続きが必要
    ・契約当時の電話番号がわからない場合、手がかりは?


    お悩み:携帯料金未払いのまま、10年が経ってしまい…


    「約10年程前だと思います。別のキャリア(B)で新規契約して、あと数か月で分割料金が終われば、元のキャリア(A)を解約するつもりが、携帯料金未払いのまま踏み倒しのような形になってしまいました。当時かなり貧乏なフリーターだったので(就職が決まらず苦労していた)、弁護士事務所から、多額の請求書がきて払えないので、逃げてしまいました。
    その後、クレジットカードも作れず、ブラックリストに乗っていると思います。新しい携帯を契約する時に『他社に未払いがあるので、契約できません』と言われました。
    今は分割などすれば支払えると思い、キャリア(A)に電話しましたが、当時の電話番号がわからないので調べようがないと言われました。弁護士事務所に連絡してももう関係ないと言われました。
    どうすれば良いでしょうか…。お金を支払って、ブラックリストから消したいです」

    30代前半
    ピカピカさん



    回答:携帯料金未払い、最速の場合の時効は5年だけど…


    ピカピカさん、こんにちは。
    貧乏な時期を脱して、今はお金が払えるようになったということは、生活を立て直すことができたということですね。よかったですね!

    ●事実であれば、信用情報の訂正は難しい

    まず、ピカピカさんがクレジットカードなどを作れないということは、信用情報機関(JICC、CICなど)に不利な情報が登録されている可能性が高いということです。ですから、まずは自分の信用情報を確認してみましょう。自分の情報の開示請求は有料ですが、身分確認の書類があれば、スマホからも手続きを行えますよ。
    そして、信用情報に登録されている情報が事実であれば・・・・・