ライフスタイル
2019年2月23日

「30代なのに貯金ゼロ」の女性が今すぐ始めるべき5つのこと!


「30代の貯金の平均額は500万円」「老後の資金には最低でも1億円が必要」など、貯蓄に関する数字を見る機会って多いですよね。実際には、堅実にコツコツ貯められている女性もいれば、「30代なのに貯金がほとんどない」という女性もいるでしょう。
今回は、貯金がない30代女性の不安を消すためのヒントをご紹介していきます。


[目次]

  • 「そもそも貯金=たくさんあるほどいい」ってほんと? 誰が決めた?
  • 平均貯蓄額は? 貯金が好きな日本人。でも金額はそこまで高くない?
  • まずは、「3か月働かなくても生活していける金額」を目標にする
  • 30代貯金ゼロ女性に告ぐ! 今すぐ検討すべき5つのこと
  • 30代貯金ゼロ女性が絶対してはいけない4つのこと
  • 貯金を礼賛する必要はない。でも自分の身を守れるだけの貯金は必須


  • 「そもそも貯金=たくさんあるほどいい」ってほんと? 誰が決めた?


    世の中には、「不安や恐怖を煽ることで、利益を得ようとするビジネス」がたくさんあります。

    「シワが増えるのはみっともない。老けて見える」と脅すことで購買欲を煽る(あおる)高級化粧品や美容皮膚科、「将来何が起こるかわからないから、これもプラスでつけておきましょう」と不必要な特約を進める保険会社など、枚挙に暇(いとま)がありません。

    貯金に関しても同じことが言えます。「老後の資金にはこれだけかかる」「子どもの教育資金には一生で○円かかる」といった脅しのような文言に日々晒されることで、貯金はあればあるほどいい、と貯金に勤しむように仕向けている人がどこかにいます。

    日本人が貯金をすることで利益を得ているのは誰でしょうか? それは、日本という国(や銀行)です。「貯金は美徳」「貯金ができていない人はダメ」という価値観を植え付けることで、銀行にお金を集めたのは、戦時中の日本の戦略だったのです。

    日本人が貯蓄に励むことで、国は市民の貯金を使い、高速で経済を発展させることに成功しました。そう考えると、「貯金は美徳」という価値観を流布させたことは、日本にとって正しいことだったとも言えます。

    「そもそも貯金=たくさんあるほどいい」ってほんと?

    ですが、「貯金は美徳」という価値観が、現代でも通用するものかどうかは怪しいところです。昔は金利も高かったので、銀行に預けておくだけでお金を増やすことができるというメリットがありました。ですが、現代の銀行預金の金利は雀の涙ほどであり、貯金は資産運用ではなく、ただたんにお金を眠らせてしまっているだけ・・・・・