ライフスタイル
2017年12月3日

好景気だから転職しても大丈夫? プロが女性の転職の疑問に回答


今年も残りわずか。来る新年に向けて、新しい目標を掲げている人もいるのでは? なかには、心機一転、転職を掲げている人もいるはずです。

総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリアの調査によると、2017年10月の転職求人倍率は2.25倍。調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新するほど、倍率が上がっています。この数値は、転職希望者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。なので、1人に対して2求人以上ある、転職者有利の売り手市場といえます。

そんなに好景気なら「今すぐ転職すべきなのでは?」と意気込んでしまいますよね。
でも、「基本的に転職はしないほうがいいです。景気が良くても慎重に」と警鐘を鳴らすのは、人材業界に精通する田中誠一さん。

今回は田中さんに、特に女性が気をつけたほうがいい転職活動のポイントを、Q&Aの形で教えていただきました!


Q.今の会社が嫌なのですぐにやめたいです。辞めてから探してもいいですか?


好景気だから転職しても大丈夫? プロが女性の転職の疑問に回答

A.できれば、在職中に徐々に転職の準備をすることが望ましいです
理由は仕事に就かないブランク期間が増えると、ビジネススキルや職業意欲などに採用側が不安に思う可能性があるからです。求職者にとっては、金銭面などの不安から安易に転職先を決定してしまうこともありえるので、ブラック企業に当たりやすくなります。

ですので、長く働きたいのであれば、特に女性は育児休暇、産前産後時短制度などの自身に必要な制度が整っているか、こちらが会社を“選ぶ”という感覚が必要不可欠といえます。在職中に余裕を持って行うことを推奨します。


Q.ブラック企業を見極める方法はありますか?
A.求人広告のキャッチフレーズに注目してみてください。・・・・・