ライフスタイル
2017年4月2日

おススメ! 春のデトックス法


寒い冬は、自然と活動量が減っていくのに、クリスマス、お正月、忘年会に新年会…と、楽しいイベントで、体に余分な老廃物をため込む時期だったりもします。

そんな老廃物だらけの体をリセットするのに、実は、春はぴったりの季節なんだそう。
今回は、おすすめのデトックス法で、春の歓送迎会シーズンも、美しく乗り越えましょう!

なぜ、春はデトックスがおすすめなの?


「代謝」の良しあしが、私たちの「きれい」に大きくかかわるといわれていますが、代謝と一言でいっても、実は、2種類あります。

●基礎代謝

呼吸や体温維持など、生命活動を維持するために、体が自動的に行っている活動で、必要なエネルギー消費のこと。

●新陳代謝

体が必要なものを体内に取り入れ、不要な古いものを体外に出し、入れ替えること

どちらの代謝ももちろん大切ですが、毒素を取り除くデトックスならば、新陳代謝が大きくかかわっています
この新陳代謝が、春から夏にかけてアップすることから、春はデトックスチャンスといえるのです。

春のデトックス、どうすれば効果的なの?



●春は、苦味をあえて摂る!?

「春苦味、夏は酢の物、秋辛味、冬は油と合点して食え」
これは、明治時代の医師、今でいう「食育の祖」石塚左玄の言葉です。
その季節に合った食事を楽しむことで、私たちの体を元気に育ててくれる、という意味です。

では、この「春苦味」、実際には何を指すかといえば、春野菜や山菜の持つ独特な味のこと
「苦い」「辛い」が、苦手な人は多いかもしれませんが、ここに、春におすすめのデトックスの秘密があるのです。

●フキノトウ、ワラビ、ウド、タラの芽、セリなど

これら特有の苦味は、植物性アルカロイドに由来しています。
この植物性アルカロイドこそ、腎臓のろ過機能を促進し、老廃物を体の外へ出す解毒作用や、新陳代謝を促す働きを持っているのです。

●キャベツや菜の花など

これらの辛味は、グレコシノレートに由来しています。
この成分に、肝臓の解毒機能を促進させる働きがあります。

こう聞くと、デトックスのために、たくさん食べたくなるのが女心。
でも、摂りすぎは禁物お腹を壊す場合もあるので、ご注意を

また、苦味や辛味の春野菜は、程よく調理することがポイント
新鮮なうちに食べれば、アクなども気にならず、おいしくいただけます。

●暖かくなった春こそヨガを!

体内の毒素を分解し、不要なものを体外へ追いやる。そんなデトックスそのものの働きを担っているのが、肝臓です。

暖かい日差しが部屋の中にまで差し込み、ポカポカにしてくれる春こそ、ヨガで肝臓のサポートをするのがおすすめです。

ポイントは・・・・・