ライフスタイル
2017年8月20日

当日じゃなくても大丈夫! 自分らしく「日記」を楽しむ方法


暑さで体がバテてしまうことがあっても、心まで熱くするイベントがいっぱいの「夏が好き」という人も多いのでは?

そんな「最高の一日だった! 」「生きていて良かったー」なんて日を、記憶だけでなく記録に残してみるのはいかが?
今日は、そんな記録にもってこい、西洋ではローマ時代から存在したといわれる「日記」のお話です。


そもそも、日記って?



三省堂「大辞林」によれば、「日記」とは「日々の出来事や感想などを一日ごとに日付を添えて、当日またはそれに近い時点で記した記録」のこと。

その日起こったことや、それによって考えたこと、思ったこと、それらをそのまま文字にして残したもの。当たり前ですが、日にちを付けることが大切です。
でも、書くのは当日ではなくても良い、というのがポイントですね。


日記を書くメリット、日記を続ける意味とは?



(1)記憶力が良くなる!

日記を書くとき、一日を振り返り、できごとを整理しなければ書くことができません。このとき大切なのは、しっかり思い出すこと
何をしたかな、何を食べたかな、どう思ったかな、と考えるのです。思い出せなければ、レシートやスマホの記録を参考にしてみましょう。

ここに「書く」という行為が伴うのが、日記のさらに良いところです。「書く」という手を動かす運動で脳が活性化し、それを視覚で確認することで、さらに記憶が定着するそう。
これを毎日続ければ、思い出すのに必要な時間が短くなり、記憶力が良くなるというのです。

(2)ストレスが解消できる!

何をしてもストレスを抱えがちな現代日本人。どこかで愚痴を言ったり、毒を吐き出したりしないとやっていられません。
仕事しているなら、働かない同僚や使えない上司のこと、結婚しているなら、帰宅の遅い旦那さんや口うるさいお姑さんのこと、子育て中なら、育児の悩みや、気になるママ友のこと…。

口に出して言ったら大問題になることも、日記の中でなら誰も傷つけることなくストレス発散できます
思いの丈をぜひぶつけてみて。書くだけで、人からの共感が得られたような気持ちになれることもあるそうですよ。

(3)自分の行動パターンが把握できる!

生理の記録をつけている女性は多いでしょう。次の生理が近いからとスケジュールを調整したり、もうすぐ頭痛が来るな、イライラするな、と体調管理するにも利用できますね。

日記もそれと同じ効果が期待できます。自分は何があると喜びを感じるのか。どんなことで悩むのか。どうすると立ち直れるのか…。
自分のことでも案外わかっていない行動パターンがあるもの。日記を読み返すとそれを知ることができます

5年日記や10年日記など、1枚のページに同じ日を記録していくものなら、去年もその前もそうだったから、今年もそろそろ…と予測でき、対策が立てられます。

(4)スキルアップ! 効果アップ!

仕事に関すること、ダイエットやトレーニング、毎日の夕飯、うれしかったことなど・・・・・