ビューティ・ファッション
2017年5月16日

気になる!化粧品の消費期限と保存方法


使いきれずに、コスメが中途半端に残ってしまった…。
それってよくあることだと思います。特にアイシャドウなどは、全部使い切る前に新色が発売され、中身が残ったままのパレットがわんさか、という人も多いことでしょう。

このハンパに残った化粧品、「もったいないから何かのときに使おう!」と取っておくのはいいのですが、一体どれくらいの期間、保存しておけるものなのでしょう?
その疑問に、伊藤ハジメさんが回答します!


基礎化粧品、ベースメイクには期限が明記されている


消費期限は
・基礎化粧品
・ベースメイク
・ポイントメイク
によって、それぞれ分かれます。

●基礎化粧品


基礎化粧品には、基本的に消費期限が明記されています。
製造日から1年程度となっていることが多いのです。開封していてもいなくても、この消費期限は変わりません。なぜなら、長期間置いたままにしておくことで、変質するおそれがあるからです。消費期限を超えたものについては、もったいないかもしれませんが、廃棄しましょう。
肌につけて、取り返しのつかないことになってからでは遅いですからね。

●ベースメイクの場合


これも基礎化粧品同様、消費期限が明記されているものがほとんど。
だいたい、製造から約2年が期限となっています。これも、期限を過ぎたものについては、ためらわず廃棄しましょう。時間が経つとファンデーションに含まれる油分が分離してくるうえ、酸化も進むため、肌に悪いことこのうえありません。

●ポイントメイク


アイシャドウやチーク、口紅といったポイントメイクには、基本的に消費期限は明記されていません。…というか、そもそも設定すらされていないかも。
ただ、やはり古いものは品質も変わってきますし、特に口紅は発色や伸びも悪くなってきます。そのため、2~3年程度経過したものについては廃棄するのが賢明かも。

ちなみに僕にとって化粧品は商売道具なので、シーズンごとに買い替えています。なんたって発色と質が命ですからね!

あまり変質度合いの大きくないアイシャドウは、未使用の色だけケースから取り出して、別のケースにまとめて保管しておいてもいいですね。メイクの腕が上達したときに「なんだ~。こんないい色持っていたじゃない!」なんて、使うチャンスも到来するかも?

しかし、たとえ消費期限内であっても、保管状態によっては品質が劣化する可能性がないとはいえません。
そこで、続いては、僕がどうやって化粧品を保管しているのかについて教えちゃいます・・・・・