ビューティ・ファッション
2017年3月14日

スーツの着こなし基本の10カ条


春の足音が聞こえてくるこの時季、新生活やセレモニーで、スーツを着る機会が増えます。普段スーツを着慣れない人にはピンと来ないかもしれませんが、知らないと恥ずかしいスーツの常識があります。
今回のコラムでは、スーツを格好良く着こなすための常識とポイントについてご紹介します!


■第1条 スーツは、ジャストサイズ以外は×
ニットやコートでは肩の落ちたオーバーサイズが流行していますが、ビジネススーツやセレモニースーツはジャストサイズで着ることが基本です。
どこでサイズ合わせをするかというと、まずは肩幅。そのあと、ウエスト、ヒップ周りを見ていきますが、鏡に映った姿でなく、後ろ姿でチェックすることが非常に大切なポイントです。スーツは後ろ姿で着こなすものなのです

ジャストサイズの目安は「背中や脇に余分なしわが寄らない、かつ窮屈になり過ぎない」ことですが、もちろん自分では見えませんから、お店の人か連れの人によく見てもらいましょう。

■第2条 スカートはひざが全部出ない丈
スカートはタイトでもフレアでも良いのですが、丈には決まりがあります。立ったままでひざが丸見えのスーツはビジネス、セレモニーともによろしくない、上品さに欠けるとされています。ひざ頭が半分隠れるくらいならセーフです。
ちなみにセレモニーの場合はひじが出ているのもNGですので、上着を脱いでもひじが出ないブラウスやシャツを着ておきましょう

■第3条 パンツスーツはフォーマルでは避けたい
パンツ派の人には残念なお知らせですが、フォーマルな場所や自分より役職が上の人に会う場合には、女性のスーツはスカートが基本です
ジャケット1着に対し、パンツとスカートをそれぞれ持っている人は、さほど気を遣わない場に行くときはパンツでもOKです。状況を見て使い分けましょう。

■第4条 黒スーツは実はビジネスには不向き
日本では、なぜか就活中の学生さんが黒を着ることは基本になってしまっていますが、実は・・・・・