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カラダ
2019年7月20日

年間1万人がかかる「子宮頸がん」について。原因と症状。検査は痛い?

子宮の病気


この記事の執筆者
Supabo-スーパーボディ-編集部
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子宮頸がんの検査(検診)と結果、治療について


■子宮頸がん検診の受け方とペース

子宮頸がんが完治するかどうかは、どれだけ早期に発見して治療できるかにかかっています。胃がんと並んで比較的治りやすいがんといわれ、初期の状態で適切な治療を受ければ完治する可能性が高く、子宮を残しながら治すことも可能です。
また、一般に治療後5年間再発がなければ完治とされます。

そのため、治療のためにも、予防のためにも最も重要なのは「定期的にがん検診を受けること」。地方自治体が実施する検診もありますので、定期的に検診を受けるようにしましょう。

子宮頸がんは一般的にゆっくりと進行するため、前がん状態といわれる段階から浸潤がん(進行がん)になるには、2〜3年はかかると言われています。そのため、2年に1回の検診が推奨されています。

■子宮頸がん検診の流れ

一般的に、子宮頸がん検診(問診・視診&触診・細胞診)→精密検査→結果、という流れとなります。
子宮頸がん検診の流れ

検診の結果が「異常なし」なら、1年後にまた検診を受け、様子を見ます。またHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)を接種することで、がんにかかる確率を減らすことができます。

子宮頸がん検診で「異常あり」となった場合は、精密検査(コルポスコープ・組織診)を行うことになります。
検査結果が「異形成」と出ることがありますが、異形成とは子宮頸がんに進行する可能性がある異常細胞が増えている状態のことを言います。異形成にも程度があり、軽度の場合は自然に治ることが多いのですが、異常な細胞が増えた高度の異形成では子宮頸がんになる可能性が高くなります。

続いては、子宮頸がん検診の内容についてお話しましょう。

■子宮頸がん検診の内容

住んでいる自治体や医療機関に問い合わせ後、まずは予約。毎年会社などで健康診断を受けている人は、婦人科オプションがあれば申し込みましょう。

自治体の検診を受けたい人は、以下のページより各自治体のがん検診ホームページや窓口を探して、問い合わせてみてください。 各自治体のがん検診窓口・都道府県|知っておきたいがん検診

検診の基本的な流れは次の通りです。

1.問診
最初は問診から始まります。検査ではショーツを脱いで診察台に座るので、服装は脱ぎ着しやすい服装、スカートかチュニックがおすすめです。

2.視診&触診
問診の内容を参考にしながら、医師が子宮頸部やおりものなどの状態を目で診ていきます。
また、医師が直接、膣内に片方の人差し指を入れ(医療用の手袋をしています)、もう片方の手でお腹に触れて腫れ、しこり、その他の異常がないかを確認します。

3.細胞診
触診後は子宮頸部の粘膜の細胞を摂取します。
子宮頸部の細胞診は、ブラシや綿棒で軽く粘膜をこすって採取するため、ほとんど痛みはありません。

■子宮頸がん精密検査の内容

子宮頸がんの精密検査は、主にコルポスコープ(子宮頸部を拡大して観察する専用の器具)を用いた検査と合わせて組織診を行うことが一般的です。
コルポスコープのみなら痛みはほとんどありませんが、組織診は子宮頸部の組織を少し切り取るので、軽い痛みや出血を伴います。

がんと聞くと怖いイメージがありますが、誰でもかかる可能性がある病気。がんにかかることを防ぐことは難しいですが、早期に発見すると治療はできます。繰り返しになりますが、定期的な検診を心がけましょう。

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