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カラダ
2010年4月1日

生理前に膀胱炎のような症状が…病のサイン

膀胱炎


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
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ご相談文を読むと、せん☆さんは、緊張しやすいタイプみたいですね。
まず、一番心配なさっていることについて、お答えします。
「どこか悪い病気のサインですか」とのことですが、内容をみる限りでは、ガンなど重大な病気が潜んでいるとは思えませんので、ご安心ください。

次に、膀胱炎のような症状について説明します。
具体的には、頻尿(おしっこが近い)と排尿痛(おしっこする時に痛い)ですね。頻尿だけかもしれませんが、どちらも緊張するとなりやすいです。
生理前はふだん以上に緊張が強くなって、症状を強く自覚されるのでしょう。

頻尿を軽くする薬もありますが、せん☆さんの場合、後ほど説明するように、緊張をほぐす工夫をする方が良いと思います。

また、不眠についても、せん☆さんご自身がおっしゃるように、眠ろうと意識すると緊張が高まって、余計に目が冴えて眠れなくなります。
そういう時は無理に眠ろうとするより、
「眠らなくても、横になって目をつむって休んでいるだけで、体と目は疲れがとれるから、大丈夫」
と自分に言い聞かせてリラックスしてください。実際、そのとおりなのです。
無理に眠ろうと思わず、明かりを消して体を休めていると、いつの間にか眠っていることがあります。
自分では眠れていないつもりでも、脳はほとんど眠っているのと同じ状態になっていることもあります。
この時、部屋を暗くして静かな音楽を聞くくらいはいいのですが、明かりをつけて本を読んだり、パソコンに向かうようなことはしないでください。

最後に、「どんどん症状が追加されるのか」と不安がっておられますが、頻尿・排尿痛も不眠も、緊張や不安が原因になることが多いです。
それぞれの症状が出始めた頃、緊張や不安を高めるような出来事がなかったですか?
何かがきっかけで、緊張や不安が高まって、そのために症状が出現し、それからは症状が気になってしまうので、ますます症状が続くという悪循環にはまることがあります。

そういう時は緊張をほぐすのが一番です。
自分でもできる自律訓練法やリラクゼーションを試みるものいいです。
お薬も使えます。いわゆる精神安定剤のほか、漢方薬の中にも、緊張しやすい人、あるいは生理前に特に緊張や不安が高まる人が使って効果のあるものがいくつかあります。
一度、心療内科で相談なさるといいですよ。
せん☆さん、最初にも説明しましたが、重大な病気が潜んでいる危険は少ないです。あまり深刻に考え込まないでくださいね。
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