×
  • マイページ
  • 手帳
  • 診断
  • よみもの
  • 事典
  • 検索
  • スパボTOP
メニュー
ジャンル

Supabo - スーパーボディ

検索
閉じる

カラダ
2010年10月28日

子宮筋腫と生理痛

子宮の病気


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
カラダのお悩みを送る
市販の痛み止めが効かなくなってきたのですね。
病院で処方される鎮痛剤は、市販のものよりも効き目が強いので、病院で処方してもらってもよいでしょう。

痛み止めを飲むときのポイントは、痛みが本格的になる前に飲むことです。
痛みがピークになる前にはすでに、痛みの原因物質の分泌は始まっているので、できるだけ早く飲むようにしましょう。

ただ、痛み止めが効かなくなってきたということは、効きが悪くなってきたということではなく、子宮筋腫が大きくなってきているということも十分考えられます。最近、婦人科で診察を受けていますか?子宮筋腫は、定期的に検診を受けて、大きさのチェックをする必要があります。
もし最近検診を受けていないのであれば、早めに婦人科を受診して診てもらいましょう。

治療法としては、鎮痛剤の内服の他、今すぐに妊娠を希望していないのであれば、低用量ピルを飲んで症状を抑えるという方法もあります。ピルは、避妊効果以外にも、生理痛を軽減したり、生理の出血量を減らすなどの効果があります。

また、手術についてですが、子宮筋腫が胎児の発育を妨げてしまうような位置にある場合や、筋腫自体が不妊の原因になるなど妊娠に悪影響を及ぼしてしまうような場合は、手術をしたほうがよいケースもあります。
子宮筋腫を手術で取る場合は、当然子宮にメスを入れるので、「傷つける」ことにはなりますが、それ以外に傷つけることはないので、心配することはありません。
また、将来の妊娠・出産にもほとんど問題ありません。

いずれにしても、現在の子宮筋腫の状態を把握したうえで、治療法について医師と相談してみるとよいでしょう。
  • 前へ
  • おすすめ関連コンテンツ
  • 月経前、下腹部辺りにこぶが…

    【お悩みQ&A】チョコレート嚢胞って?

    子宮内膜症に良い治療法はセックス

    性交中に出血。何かの病気?

    子宮腺筋症にかかるともう治らない?

カラダに関連するキーワード

月経(生理)

月経前症候群(PMS)

おりもの

避妊・ピル

更年期

痔

尿もれ

ぼうこう炎

乳房の病気

子宮の病気

婦人科・性感染症

妊活・プレママ

妊娠・出産

性の悩み

肩こり

頭痛

脳の疲れ・病気

その他のヘルスケア



カラダの記事をもっと見る
  • 必ずお読みください

スパボTOPへ

  • マイページ
  • 手帳
  • よみもの
  • 診断
  • 事典
  • 検索
  • |対応情報
  • |利用規約
  • |監修者・執筆者
  • |特定商取引法
  • |個人情報保護方針

© mediaseek