×
  • マイページ
  • 手帳
  • 診断
  • よみもの
  • 事典
  • 検索
  • スパボTOP
メニュー
ジャンル

Supabo - スーパーボディ

検索
閉じる

カラダ
2011年2月17日

生理前の体のほてり、困ってます

月経前症候群(PMS)


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
カラダのお悩みを送る
生理前に特にほてりや発汗などの症状が出るのですね。

月経前症候群(PMS)とは
生理前にはほてり、発汗、腰痛、肩こり、頭痛、乳房の張り、便秘、むくみ、肌あれなどの身体症状や、不眠、イライラ、落ち込み、憂うつ感、食欲不振、過食などの精神症状が出ることがあり、このような症状を総合して「月経前症候群(PMS)」と呼びます。

PMSの原因
PMSには様々な原因が考えられており、まだはっきりとは解明されていませんが、女性ホルモンの分泌の変動が原因のひとつとされています。

排卵後に分泌され始める「プロゲステロン」という女性ホルモンのひとつが、便秘やむくみ、肌あれやにきび、乳房の張りなどを引き起こします。
またプロゲステロンは体温を上げる作用もあるので、ちびみちゃんさんのようにほてりや発汗などの症状が起こるのです。

また、女性ホルモンと自律神経の司令塔は、脳の視床下部というところにあるのですが、非常に近い場所に位置しているため、お互いに影響を及ぼしやすくなっています。
そのためホルモンバランスが変動したり乱れたりすると、それにつられて自律神経のバランスも乱れてしまって、ほてり、のぼせ、冷え、肩こりなど様々な自律神経失調症状が出てしまうことがあります。

冷えのぼせの原因と対策
上半身がほてって下半身が冷えている「冷えのぼせ」の状態は、東洋医学的には体内の熱の分布がアンバランスであるととらえます。
この場合は、冷えている部分をしっかり温めてあげましょう。

特に、下半身は重力に逆らって血を巡らせなければならないため、血行が悪くなりやすい部分。
女性はポンプ作用をしてくれる筋肉が少ないため、血行不良、冷え、むくみを引き起こしやすいので注意が必要です。
太ももの付け根やお腹、お尻、腰をしっかり温めましょう。
そうすると、下半身の血行が良くなり、体内での熱のバランスも取れて、自律神経のバランスも整ってくるでしょう。

これらのアドバイスが、ちびみちゃんさんの症状へのお役に立てればと思います。
  • 前へ
  • おすすめ関連コンテンツ
  • 膀胱炎のような症状や不眠などのPMS症状が…これは病気の前兆?

    生理時の頭痛の対処法は?

    生理前のおなかの張りがツライ�

    生理前と生理中の症状が変わった…

    【お悩みQ&A】生理前になるとパニック障害のような状況に陥ることがあります。

カラダに関連するキーワード

月経(生理)

月経前症候群(PMS)

おりもの

避妊・ピル

更年期

痔

尿もれ

ぼうこう炎

乳房の病気

子宮の病気

婦人科・性感染症

妊活・プレママ

妊娠・出産

性の悩み

肩こり

頭痛

脳の疲れ・病気

その他のヘルスケア



カラダの記事をもっと見る
  • 必ずお読みください

スパボTOPへ

  • マイページ
  • 手帳
  • よみもの
  • 診断
  • 事典
  • 検索
  • |対応情報
  • |利用規約
  • |監修者・執筆者
  • |特定商取引法
  • |個人情報保護方針

© mediaseek