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カラダ
2011年6月30日

セックス後の出血が不安です

子宮の病気


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
カラダのお悩みを送る
性器からの出血はいろいろ不安をよびおこすかと思いますが、お話から推測する範囲では、さほど重大な病気が潜んではいないでしょう。 あまり心配しないでください。

可能性が高いのは、「子宮頸管ポリープ」と「子宮膣部びらん」です。

子宮頸管ポリープというのは、子宮の入り口付近にできるイボのようなものです。
症状はほとんどありませんが、セックスの時にペニスがぶつかって表面から出血することがあります。
放っておいても大事には至らないのですが、出血が気になるのなら、婦人科で切除してもらうといいでしょう。
手術というほど大袈裟なものではありません。外来ですぐに終わる処置です。

子宮膣部びらんは、子宮の先端、膣から見える表面の粘膜が剥がれた状態のことです。
粘膜が剥がれて赤く見えるだけのことも多いのですが、炎症を起こして出血することもあります。
ふだんは出血しなくても、頚管ポリープの場合と同じように、セックスの際に出血することもあります。

膣部びらんそのものは若い女性にはごく普通に見られるもので、病気というほどではないのですが、出血が頻繁に起きるようであれば、治療します。
治療は、抗生物質の膣錠で炎症を抑えて出血を減らすか、それで出血が減らないなら、膣部の粘膜をレーザーで焼いたり液体窒素で凍らせたりします。

子宮頸管ポリープも子宮膣部びらんも、膣鏡(クスコ)で子宮の表面を観察すれば簡単に診断できます。
なお、子宮頸がん検診では、膣鏡を使って細胞を採取するので、ポリープ、びらんの診断もできます。
よい機会ですから、よぅちゅさんも子宮頚がん検診を受けてみてはいかがでしょうか?

このアドバイスが、よぅちゅさんのお役に立てれば幸いです。
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