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カラダ
2012年5月31日

太ると生理に影響する?

月経(生理)


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
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まず最初に、いちばん気になさっている点にお答えします。

生理が不規則になった(出血量が少なかった)のは、体重増加が原因である可能性がいちばん高いです。
ただし、状況から妊娠の可能性もゼロとは言えないので、念のため妊娠反応検査をするのが良いでしょう。

可能性としては低いですが、重大なことなので、妊娠の危険について先に説明しておきます。
セックスの途中からコンドームを着ける方法はとても危険です。避妊法としてはほとんど無意味です。
実際、そのような方法で避妊しているつもりで、妊娠してしまった人がわたしのクリニックを受診することがあります。

今、妊娠、出産、育児をすることができない状況でセックスする機会があるのなら、確実な避妊法を実行してください。
確実な避妊法というのは、毎日きちんとピルをのむこと、あるいは、ピルより確実性は劣りますが、セックスを始める前からきちんとコンドームを着けることです。

次に、体重増加と生理の乱れの関係についてです。
体重が増える場合、とりわけ1ヶ月で5sというように急激に増える場合、筋肉よりも皮下脂肪が増えます。
そして皮下脂肪は女性ホルモン分泌と深く関わっています。

こういうわけで、急激に太ると生理が乱れることがあるのです。

ところで、このような急激な体重増加の背後には病気が隠れていることがあります。
特に可能性が高いのは、
内分泌系の病気
メンタル系の病気
の2つです。

内分泌系というのは、脳下垂体とか副腎皮質など、ホルモンを分泌する臓器です。
ここに異常があると急激に体重が増えることがあり、そのほかにもいろんな不具合が生じます。
メンタル系というのは、過食症とかストレスがらみのやけ食いなどです。

今回いただいた相談は生理の乱れについてですが、わたしはむしろ、その背後にこのような病気が潜んでいないか、そちらのほうが気になります。

ぜひ、内分泌系の病気については内科、メンタル系の病気については心療内科・精神科を一度受診なさってください。

この回答がちっちいさんの体と心の健康のためになることを願っています。
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