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カラダ
2012年6月7日

ピル服用に親の同意は必要?

避妊・ピル


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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なおしゃんさん、こんにちは。避妊にピルを使いたいということですね。
ピルは、以下3つの作用で妊娠を防ぐことができます。
�排卵を抑える
�子宮頸管からの分泌液の状態を変化させて、精子の侵入を防ぐ
�子宮内膜を薄くして、受精卵が着床するのを防ぐ

飲み忘れなどがなければ、ほぼ100%に近い避妊効果が得られます。
また、ピルは、避妊効果のほか、月経痛、月経不順、過多月経、にきびなどの改善などにも効果があり、これらの治療のために用いることもあります。

主な副作用としては、飲み始め当初に起こりやすい吐き気、嘔吐、頭痛、むくみ、不正出血などですが、飲み続けていくうちに体が慣れて、このような副作用はなくなることがほとんどです。
また、今ではホルモン量の少ない「低用量ピル」がありますので、以前の中用量ピルに比べて副作用も比較的軽く、中用量ピルで見られた体重増加などもほとんどありません。

婦人科でピルを処方される際には、問診票に記入し、血圧を測定します。
問診票では、血栓を作りやすい、高血圧、片頭痛があるなど、ピルを飲むのに注意が必要な体質や病気がないかどうかをチェックします。
ここで問題がなければピルを飲み始めることができます。

ピルを飲むために特に必要な検査というのはありませんが、1年に1回は子宮頸がん検診、エコーなどの検査をしておくとよいでしょう。

また、ピルで避妊効果は得られても、性感染症の予防はできないので、性感染症予防のためにはコンドームも併用するようにしましょう。

基本的に、ピルを内服するときに親の同意は必要ではないですが、未成年ということもあり、ご両親には伝えておいたほうがよいと思いますよ。

これらのアドバイスがなおしゃんさんのお役に立てば幸いです。
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