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カラダ
2012年6月14日

カンジダ膣炎の再発がつらいです

婦人科・性感染症


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
カラダのお悩みを送る
みーッこさん、こんにちは。
2年前に就職をしてからカンジダ膣炎を繰り返すようになったのですね。

カンジダ膣炎は、「カンジダ・アルビカンス」という真菌の一種が原因ですが、このカンジダはもともと膣の中にいる常在菌で、誰もが多少は持っているものです。

普段はおとなしくしているのですが、過労やストレス、睡眠不足、不規則な生活、風邪などが原因で免疫力が低下してしまうと、膣の中で増殖してぽろぽろとした白いおりものが増えたり、外陰部がかゆくなったりなどの症状がでます。

また、抗生物質を服用することによって膣の中の細菌バランスが変化して発症することもあります。

一生付き合っていかなければならないのかと心配されているようですが、そんなことはありません。
前述したように、カンジダは常在菌で、普段はおとなしくしているので、増殖して暴れさせないようにすればよいのです。

予防法のポイントは、免疫力を落とさないようにすることです。

食事は三食なるべく規則正しく摂り、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
ビタミンCは免疫力を強化してくれるので、野菜や果物などでしっかり摂るようにすることが大切です。

また、たんぱく質も欠かせません。
肉、魚、豆類、卵などでまんべんなく摂るようにしましょう。

それ以外には睡眠不足も免疫力を低下させてしまうので注意が必要です。

不規則な勤務ということで、なかなか規則正しい生活は難しいとは思いますが、できることから始めてみましょう。

そして、ストレスも大敵です。
ストレスがかかるとビタミンCが大量に消費されてしまい、免疫力が低下してしまうのです。
趣味やスポーツなどでうまくストレス発散をするように心がけてみましょう。
適度な運動は、体力アップにもなり、免疫力も上げるので効果的です。

このように、生活習慣を見直して、体質改善をすることによってカンジダの再発を予防することは可能ですし、カンジダが不妊の原因になることもないので心配ありません。

これらのアドバイスが、みーッこさんのお役に立てば幸いです。
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