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カラダ
2012年9月27日

妊娠しやすくなるコツを知りたい

妊活・プレママ


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
カラダのお悩みを送る
ひまりさん、こんにちは。
妊娠しやすくなる生活や食事についてのご質問ですね。

ひまりさんのおっしゃるように、年齢が高くなるにつれて妊娠しにくくなります。
だいたい35歳過ぎくらいから卵巣は老化し始め、年齢とともに妊娠率は低くなり、流産率は上がっていきます。

女性ホルモンも少しずつ低下し始め、40歳前後で月経周期が長くなったり月経血の量が少なくなってきたりなど、月経の状態も変化してくることが多くなります。

このような卵巣の老化を食い止めることはできませんが、老化のスピードをゆるめることは可能です。

そのためには、やはり日頃の生活習慣や食事が大切になってきます。
自律神経のバランスが乱れると、それにつられてホルモンバランスも乱れて「妊娠力」を低下させてしまいますので、まずは自律神経を乱さないライフスタイルを心がけましょう。

睡眠不足や不規則な生活、ストレスは大敵です。
睡眠は最低6時間は確保するようにし、なるべく決まった時間に就寝・起床するようにしましょう。
就寝前のPCや携帯電話などの使用は脳を覚醒させ、安眠を阻害してしまうので注意が必要です。

また、ストレスはなるべくためないよう、うまく発散するようにすることも大切です。
適度な運動で体を動かしたり、趣味に没頭するのもよいでしょう。

食生活においては、欠食をせず、毎日三食をなるべく同じ時間帯に食べるようにしましょう。
特に朝食を抜くと、頭も体も覚醒せず、自律神経を乱してしまう元になってしまいます。

肉、魚、卵、大豆類などのたんぱく質をバランスよく摂取し、野菜や果物、海藻類などからもビタミン・ミネラルを補給しましょう。
青魚やオリーブオイルなどからは良質な脂質が摂れます。

このように、ホルモンバランスを乱さないコツは、規則正しい生活を心がけることなのです。
現代人のような忙しい生活では、なかなか難しいですが、できることから始め、習慣づけるとよいでしょう。

早期に妊娠しているかどうかを見極めるのは、やはり毎日の基礎体温測定が一番です。
基礎体温で高温期が2週間以上続いたら妊娠の可能性が高くなりますので、特に月経が不規則な場合はわかりやすいでしょう。

お酒を飲む機会が多かったとしても、基礎体温をつけていれば早めに妊娠に気づくことができ、飲酒を控えることができるので安心です。

これらのアドバイスがひまりさんのお役にたてば幸いです。
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