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カラダ
2012年12月6日

生理後、外陰部がただれてしまう

月経(生理)


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
カラダのお悩みを送る
ミカンバコさん、こんにちは。
月経後に外陰部や脚の付け根がただれて強いかゆみがあり、性感染症などの病気ではないかと心配されているのですね。

月経後に症状が出たという場合は、ナプキンかぶれや蒸れによるかゆみが考えられます。その際は、ステロイドの外用剤による治療を行います。
脚の付け根あたりまでただれてかゆみがあるのは、脚の付け根に汗がたまって蒸れたのが原因かもしれません。
ナプキンにかぶれるようであれば、布ナプキンを試してみてもよいでしょう。

また、ぴったりしたジーンズやきついガードルなどの着用も蒸れやすくするので注意が必要です。
月経時の下着の中は、熱帯雨林並みといわれるほど湿度が高いので、蒸れを防ぐためには通気性のよい綿や絹などの下着をつけるようにするとよいでしょう。

ナプキンかぶれや蒸れ以外では、カンジダ膣外陰炎の可能性が考えられます。
これは、カンジダという真菌が原因で、外陰部に強いかゆみが出たり、カッテージチーズのような白いぽろぽろとしたおりものが増えるようになります。

カンジダは、普段はおとなしくしているのですが、睡眠不足や不規則な生活、過労、ストレスなどによって体の免疫力が低下すると、膣内で増殖して症状を引き起こします。抗生剤を内服した時も、膣内の菌のバランスが変化して発症することがあります。
カンジダは、性行為でも感染しますが、上記のように主に自分の免疫力が低下した時に発症するので、性行為だけが原因ではありません。まずは、婦人科を受診しておりものの検査をしてもらいましょう。

カンジダであれば、抗真菌剤の膣錠と外用剤で治療を行います。以前、かぶれてかゆみが出た際に婦人科で処方してもらった軟こうで全く効果がないようですので、外用を中止して早めに診察を受けましょう。かきむしった膿も出てきているようですので、抗生剤による治療が必要になるかもしれません。

原因をはっきりさせて、適切な治療を受けることが大切です。
これらのアドバイスが、ミカンバコさんのお役にたてると幸いです。
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