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カラダ
2013年2月7日

子宮筋腫、手術しなくてもいいの?

子宮の病気


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
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質問文の雰囲気から察するに、ヘケマさん自身は手術を希望しておられるのでしょうか?
手術するかしないかは、年齢だけで決まるものではありません。基本的に、手術をするメリットとデメリットを比較検討して決めます。

まず、デメリットの方から説明します。手術のデメリットは、必ず生じるものとしては次のようなものが考えられます。
●費用がかかる
●何日か入院する必要がある (この間、仕事も家事もできません)
●腹式手術の場合は傷跡が残る(経膣手術であれば傷跡はのこりません)
●麻酔を使うにしてもある程度の痛みがある(痛みの程度は個人差があります)

ほかに、実際に起こる確率はゼロに近いとはいえ、傷口が化膿して敗血症を起こすとか、血栓ができて肺塞栓症を引き起こすといったことも、理論的には考えられます。

手術するメリットは症状が軽くなることです。どの程度軽くなるか、それは、ヘケマさんを悩ましている症状のうちどれくらいが子宮筋腫によって引き起こされているのかに左右されるため、今の時点では断言できません。手術をやってみないとわからないのです。100%消えてなくなるかもしれないし、半分くらい軽くなるだけかもしれません。

これらのデメリットとメリットを比較検討して手術するかしないか決断するのはヘケマさん自身です。
ただ、ヘケマさんは手術する気なのに、医者が「その必要はない」と言ったら、どうするか? その場合は、別の婦人科を受診して、ご自身の判断と希望を説明なさってください。
ヘケマさんの考えを理解してくれる婦人科医もいるはずです。
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