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カラダ
2013年2月14日

太ももの付け根に、謎のデキモノが…

その他のヘルスケア


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
カラダのお悩みを送る
りな03さん、こんにちは。太ももの付け根にできものができて心配されているのですね。
できものにも種類があり、実際に診ていないので推測になってしまうのですが、可能性として考えられるのは、最もありふれた良性腫瘍(しゅよう)である粉瘤(ふんりゅう)です。

粉瘤は、皮膚の表面に隆起した丸くて硬いしこりで、通常痛みや赤みなど目立った症状はありません。
しかし、細菌が侵入して感染を起こすと、炎症のため大きくなり、痛みや赤みなどの症状が生じます。初期の小さな粉瘤の色は、白〜肌色で、大きくなるにつれて黄色、青色など様々な色に変わることがあります。
まれに外傷が原因となることがありますが、原因はわからないことがほとんどです。
何らかの原因で、皮膚の角質が皮膚の内側にたまってしまい、周りの皮膚が袋状に発達することで起こります。

頭、顔、背中などに生じることが比較的多いのですが、皮膚がある場所ならどこでも発生し、手足、お腹、外陰部などあらゆる部分にできます。また、一般的に急激に大きくなることはなく、年単位で徐々に大きくなっていきます。
治療としては、基本的に粉瘤を取り除く手術を行います。

粉瘤と同じく、よく見られる良性腫瘍としては、「脂肪腫」が挙げられます。脂肪腫は、脂肪組織からなる腫瘍で、痛みはなく、背中や肩の周り、お尻、太ももなどによく発生します。こちらも詳しい原因はまだよくわかっていません。
大きさは、長期間にわたって変化はしませんが、中には徐々に大きくなることがあります。
治療としては、脂肪腫が小さい場合は経過を見ていきますが、目立つ部分にあったり大きかったりする場合は、手術で取り除きます。

比較的よくみられる良性腫瘍を挙げましたが、まずは、はっきりと診断を確定することが大切です。不安を払拭するためにも、皮膚科もしくは形成外科を受診して診てもらいましょう。
これらのアドバイスがりな03さんのお役にたてれば幸いです。
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