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カラダ
2013年5月9日

35歳を過ぎても妊娠するためには?

妊活・プレママ


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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月華01さん、こんにちは。
今年40歳になり、妊娠希望とのことですが、35歳を過ぎたら卵子が老化するので妊娠できるかどうか心配されているのですね。

近年、晩婚・晩産化が進み、30代後半〜40代での妊娠・出産を希望する女性も増えてきました。
ただ、月華さんがおっしゃる通り、卵子は35歳くらいから老化が始まり、37〜38歳頃になると、老化が加速していきます。そのため、20代の頃よりも妊娠率は低くなり、実際不妊に悩むカップルも増加しています。
40歳を過ぎるとさらに、年を重ねるごとに自然に妊娠する確率は低下していき、体外受精などの不妊治療を行う人も増えています。

でも、だからといって妊娠できないというわけではありませんので、できるだけ妊娠の可能性を高めるための日常生活のポイントをお話しましょう。

まずは、煙草をやめられたのは非常に良いことです。
喫煙は、卵巣機能を低下させて、月経不順や早期の閉経につながることもあり、「妊娠力」を低下させてしまいます。

また、女性ホルモンのバランスを崩さないような生活習慣も大切です。寝不足や不規則な生活は、自律神経のバランスを乱し、ホルモンバランスも崩してしまいます。
なるべく規則正しい生活習慣を心がけ、過度なダイエットは行わず、栄養バランスのとれた食生活を送るようにしましょう。
ストレスも大敵です。趣味やスポーツなどでうまくストレスを発散するように心掛けてくださいね。

そして、最も大切なことは、毎日基礎体温を測定することです。排卵のタイミングが合わなければ妊娠は成立しません。
基礎体温を測って排卵期を把握し、そのタイミングを見計らって性交渉することが、当然のことながら妊娠率を高めることになります。
これが、「タイミング法」と呼ばれるもので、婦人科を受診しながら行う場合は、基礎体温のほか、おりものの状態を調べたり、超音波で卵胞の大きさを測ったり。尿検査をして排卵日を細かくチェックしてタイミングを合わせます。
年齢を考えると、このような治療を行うほうが早くに赤ちゃんを授かれるかもしれませんね。

今の体の状態を把握するためにも、一度婦人科を受診して相談されることをおすすめします。
これらのアドバイスが、月華01さんのお役に立てれが幸いです。
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