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カラダ
2013年5月23日

出産後、膣の締まりがゆるゆるに…

妊活・プレママ


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
カラダのお悩みを送る
あゆぅんさん、こんにちは。
出産後、腟がゆるくなり、締まりの良い腟に戻したいというご相談ですね。

出産時に、腟や子宮、膀胱、尿道などをハンモック状に支えている骨盤底筋群や、骨盤内のじん帯がダメージを受けてしまい、その影響で腟がゆるくなったり尿もれを起こすことがあります。
これは、「骨盤底筋肉体操」という筋力トレーニングによって改善することができます。

まず、肛門を締めるトレーニングから行いましょう。
(1)いすに座り、両脚を開いて足の裏を合わせます。
(2)尾てい骨にしっぽがあると想像しながら、しっぽを前の方に巻き込むような感じで肛門を締めていきます。
この時、腹式呼吸の要領で息をゆっくり長く吐きながら行います。
(3)息を吐き切ったら、自然に息を吸いながら肛門を緩めます。

次に、腟を締めるトレーニングです。
(1)両脚のひざをくっつけて足は離します。
(2)ズボンのファスナーを下から上に締めていくイメージで腟を締めていきます。
この時も、息をゆっくり長く吐きながら行います。
(3)息を吐き切ったら、自然に息を吸いながら腟を緩めます。

このような、「締める」「緩める」という筋トレを肛門、腟それぞれ5回くらいずつ繰り返してみましょう。
5回を1セットとし、2〜3セットずつ繰り返します。これを1日3回程度を目安に、無理のない範囲でトレーニングをすると良いでしょう。

ポイントは、腹式呼吸で息を吐きながら締めることです。
息を吐く時に横隔膜が上がりますが、それに伴い骨盤底筋群も引き上げられます。この動きに合わせながら肛門や腟を動かすと、引き締まる力が増してトレーニング効果が高まるのです。

肛門や腟が正しく締まっているかどうかを確認するには、入浴時などに、自分で腟に指を入れて確かめるのが有効です。

効果には個人差がありますが、だいた3ヵ月程度で効果が出てくるでしょう。
これらのアドバイスが、あゆぅんさんのお役に立てれば幸いです。
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