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カラダ
2013年7月4日

HPVに感染…子宮頸がんの可能性は?

子宮の病気


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
カラダのお悩みを送る
オネネ2606さん、そんなに心配しなくもいいんですよ。
HPVはごくありふれたウイルスで、それに感染している(検査で陽性になる)のは、珍しいことではないし、命にかかわることでもありません。

HPVに感染しても、ほとんどの人は数カ月あるいは数年のうちにHPVを排除してしまいます。
ただ、10人に1人くらい、HPVが住み着いてしまいます。そして、HPVが住み着いた人のうち、さらに10人に1人くらいが、いろんな悪条件が重なって子宮頸がんになるのです。

つまり、「HPV陽性の人の100人に1人くらいが、生涯のうちのどこかの時点で子宮頸がんと診断される可能性がある」ということであり、逆に言えば、「HPV陽性でも100人のうち99人は子宮頸がんにならない」ということです。

ちなみに、HPVが陰性なら、子宮頸がんになる可能性はほぼゼロです。
ということなので、HPVが陽性と判定されてもあまり心配しないで、ただし油断もしないで、年に1回くらいのペースで子宮頸がん検診を受けるようにしてください。そして、3〜5年くらいしたら、もう一度HPVの検査を受けてください。
その検査でまた陽性なら、その後も年1回の子宮頸がん検診を受けるようにしてください。
3〜5年後にはHPVが排除されて陰性になっているかもしれません。陰性なら、それから3〜5年くらいは子宮頸がん検診を受ける必要はありません。

もう一度繰り返しますが、HPV検査で陽性になるのは、特別なことではありません。陽性なら、年1回の子宮頸ガン検診を受けるようにすればいいのです。
陰性であれば、子宮頸がんになる可能性がほぼゼロといえるのですが、HPVに感染する機会はいつでもあるので、3〜5年に1回くらいHPV検査を受けるようにしてください。

最後になりますが、夫婦生活については、何も気になさる必要はありませんよ。
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