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カラダ
2013年8月15日

ストレスで生理の出血量が多くなる?

妊活・プレママ


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
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まずご質問の出血量についてですが、ストレスが生理に影響することは、あります。ストレスにより生理が不順になったり、止まったりすることが多いのですが、逆に生理の出血が増えてしまう場合もあるのです。
ジャンヌさんはこのケースでしょう。ただし、ストレスをなくすことはできないと思うので、ストレスの影響を減らす工夫をするのが現実的かと思います。

たとえば、ヤーズ以外のピルを使うという対策があります。ヤーズは比較的不正出血のトラブルが多いピルなので、ほかのピルに変えると出血量が減るかもしれません。

次に、イトレリンを別の内膜症治療薬に変えるという対策もあります。
イトレリンは半年を越える連続服用ができないのですが、ディナゲストという薬は連続服用が可能なので、途中にピルを服薬する期間を挟む必要がなくなります。
そのほか、ミレーナという黄体ホルモンをしみこませた避妊リングも有効です。

また、子宮摘出をしない筋腫の外科的治療法もあります。子宮は残して筋腫だけを切除する筋腫核出手術や、筋腫に栄養を補給する動脈を塞いで筋腫を枯らしてしまう動脈塞栓手術などです。
かかりつけの先生に相談なさるとよいでしょう。

いろんな事情で、イトレリンとヤーズの組み合わせを変更できないなら、ヤーズ使用期間だけ、ストレスの強い時に精神安定剤を頓服してストレスの影響を減らすという対応もありますし、漢方薬を併用するという選択肢もあります。

ジャンヌさんの悩みを減らす方法はいろいろありますから、諦めないでください。自分に一番適した方法を見つけてくださることを願っています。
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