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カラダ
2013年8月29日

急に生理痛が起こるようになった!

月経(生理)


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
カラダのお悩みを送る
來優*Kuu*さんはまだ20歳未満とのことですが、その年代では生理が不安定なことも多く、突然生理が不順になったり、生理痛がひどくなったりすることもあります。

原因は、いろいろ調べてもよくわからないことが多いのですが、考えられるものとして、
●子宮内膜症
●卵巣腫瘍(卵巣が腫れている)
●卵巣機能の問題(女性ホルモンの分泌がおかしくなっている)
が可能性として高いでしょう。

どれも、突然発症する病気ではありません。ただ、病気そのものは徐々に進行していても、最初のうちは症状がなく、ある程度進行してから症状が突然自覚されるようになることはあり得ます。
まだ10代でしたら、婦人科で内診や経膣エコーを受けるのは抵抗があるかもしれませんが、血液検査(女性ホルモンを調べる)や経腹エコーでもある程度のことは分るので、まずそのためにも婦人科を受診なさることをお勧めします。
それによってなんらかの病気が発見されれば、それに応じた治療を受けてください。

特別な病気が見つからない場合、症状を軽くするための治療をします。「薬を飲んでも効いてくれなくて…」とのことですが、普通の痛み止めを使っているのでしょうか。
冷や汗が出るほどの生理痛には、子宮のけいれんを抑えるブスコパンという薬がよく効くことがあります。かかりつけの病院に相談なさるといいですよ。
低用量ピルも生理痛の改善には有効です。ほかに、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などの漢方薬も、体質によってはよく効きます。

要約すると、生理痛をこれ以上ひどくしないためには
●まず原因となりそうな病気の有無を調べる
●病気が見つからなければ対症療法を考える

という2段階で対応してください。

ご自分のためにも、勇気を出して婦人科を受診してみましょう。來優*Kuu*さんの悩みが軽くなることを願っています。
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