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カラダ
2013年11月28日

PMSと慢性頭痛、どの薬も効きません!

月経前症候群(PMS)


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
カラダのお悩みを送る
PMSと慢性頭痛にお悩みとのことですね。
1種類の薬だけで症状をすべて改善できれば、それに越したことはないのですが、それが無理ならいくつかの薬を組み合わせる「合わせ技」も可能です。

まず、ピルについてですが、「マーベロン、ソフィア、ヤーズ、それに3相性ピル(週ごとにホルモンが増えるピル)」でしたら、ほぼすべてのタイプを試したことになります。まったく効果がなかったのでしょうか?
慢性頭痛やPMSのいくつかの症状がある程度改善されたのなら、使い続ける価値はあります。その上で、ピルでは改善しきれなかった症状のために別の薬を組み合わせれば良いのです。

漢方薬については、一口に漢方薬といっても100種類以上あって、PMSや慢性頭痛に効くものも5〜6種類はあります。患者さんの体質や、具体的な症状の内容によって使い分けます。
1種類の漢方薬が効かなかったとしても、それで漢方薬がすべてティンクさんに効果がないとは断定できません。
ほかの漢方薬を試してみると、自分に適した漢方薬が見つかるかもしれません。希望を捨てないでください。

ピルと漢方薬以外に使える薬としては、鎮痛薬と抗うつ薬があります。

「ピルと漢方薬でかなり症状が改善されたけど、たまに痛みがつらいことがある」というような場合には、鎮痛薬を症状が出たときに服用するといいでしょう。

抗うつ薬は気分の落ち込みのほかに、倦怠感や慢性的な痛みにも効果を期待できます。
ティンクさんに適した薬を見つけて使うと、少ない用量でも仕事への支障を減らし、毎日の生活がかなり楽になると思います。
抗うつ薬も昔ながらのものから最新の薬まで、色んな種類があります。
いくつか試すと、ティンクさんに適したものが見つかるでしょう。

繰り返しになりますが、ピルも漢方薬も抗うつ薬も、それぞれ患者さんとの相性があります。
自分と相性の良い薬を見つけて、それらをうまく組み合わせれば、症状を改善できると思いますよ。
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