カラダ
2014年1月11日

しもやけを改善する3つのポイント


お悩み


「ここ数年、しもやけに悩まされています。特に雪が降り積もる地域に住んでいるわけでもないのに、冷え症のためかしもやけになってしまいました。

お風呂や布団に入って温まると、尋常じゃないかゆみに襲われます。市販の軟膏を塗ってはいますが、かゆみが治まる気配はありません。他にどうすればいいのかわからず、困り果てています。

皮膚科に行くしかないのでしょうか?
毎晩つらくてたまりません。助けてください!」

20代後半
さよさん


回答


さよさん、こんにちは。大変つらい思いをされていることでしょう。
まず、しもやけの症状や原因からお話し、予防策をお伝えいたします。

●そもそも「しもやけ」とは?

しもやけは医学的には凍瘡(とうそう)といいます。凍傷は冬山などの極限状態で起こる「強度の凍瘡」といえますが、しもやけのような普段経験する凍瘡は、そこまでひどくなることはありません。

しもやけは寒さや冷えによって皮膚の血行が悪くなって起こる炎症のひとつです。
そのため、血行が悪くなりやすい手先足先や、頬や鼻先や耳たぶに起こります。こたつに入って体は暖まっていると思っても、顔が冷えていて、鼻先が凍瘡になることもあるのです。

また、血行が悪いといって、患部を温めるとむずがゆくなったり、痛くなったり、熱いと感じることもあります。
大人よりも子供、男性よりも女性の方がなりやすいようです。

では、しもやけはなぜ起こるのでしょうか。