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カラダ
2014年4月10日

月経が2回来る…更年期障害の前兆?

月経(生理)


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
カラダのお悩みを送る
ももっち1969さん、こんにちは。月経が月に2回きているのが、更年期障害の症状ではないかとお悩みなのですね。

日本人女性の平均的な閉経年齢は50歳±5歳(45〜55歳)ですから、45歳であれば閉経の前触れである可能性はあります。
また、相談文にお書きのような様々な事情があれば、ストレスも原因として考えられます。
どちらか一方というのではなく、両方の要因が絡み合っている可能性が一番高いでしょう。

そうであるなら、どんな治療、検査をするかという疑問ですが、その前に、
●どのような症状で悩んでいるのか
●どの症状が一番つらい(真っ先に治してほしい)のか
この2つを、ももっち1969さんご自身ではっきりさせておいてください。
月経が月2回くるだけなら、あえて治療せず、そのまま様子を見ていてもいいです。その他にも更年期特有のホットフラッシュやめまい、あるいは精神的不安定などの症状があれば、検査、治療を受けられるほうが良いでしょう。

検査、治療に関しては、まず婦人科を受診して女性ホルモンを検査してもらうことをお勧めします。検査の結果、女性ホルモンが足りなくなっているようであれば、ホルモン補充療法を受けるかどうかを選択することになります。
ホルモン補充療法と一口に言っても、卵胞ホルモンだけ補うか、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを一緒に補うかによって、メリット・デメリットが違ってきます。よく説明を聞いて、決めてくださいね。

女性ホルモンに問題がない、あるいは女性ホルモンが足りないとしても、ホルモン補充療法を受ける決心がつかないのなら、心療内科を受診してください。
そこで、ももっち1969さんが何に一番悩んでいるか、きちんと説明して、それに最適の治療法を選択してください。精神安定剤や睡眠薬、あるいは漢方薬など、いくつか選択肢があるはずです。

最後に、医者にもいろんな人がいて、「鼻で笑う」ような医者ばかりではありません。信頼できる医者に出会うまで、いろいろな病院にかかることは構わないのです。
ただ、「この人は信頼できる」と思える医者に出会ったら、ご自分の状況、症状、そして治療に当たっての希望も詳しくていねいに説明してください。そして、診断や治療について医者から詳しく説明を受けてください。
それが、最善の治療のために何より大切なことです。

ももっち1969さんが信頼できる医者に出会い、悩みが軽減されることを願っています。
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