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カラダ
2014年4月3日

ピルの服用期間と、自然妊娠の確率

妊活・プレママ


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
カラダのお悩みを送る
ともポコさん、こんにちは。
体重が減った後、月経不順となり、現在は低用量ピルを内服されているとのこと。それで、長年ピルを服用していて、今後自然妊娠はできるのかどうか心配されているのですね。

まず、急激に体重が減ってしまうと、月経不順や無月経になりやすくなります。1ヵ月のうちで元の体重の10%以上減ると、月経が止まるともいわれています。
現在ともポコさんのBMIは22とのことで、ちょうどよい数値ですね。
ただ、体重が戻っても月経不順が改善しないことも少なくありません。さらに、何の治療もしないで放置しているとますます状態が悪化してしまい、妊娠したいときに妊娠できないということにもなりかねません。
ですので、低用量ピルで治療を続けているのはよいことです。

ではその低用量ピルの影響についてお話します。
低用量ピルは、エストロゲン、プロゲステロンという2つの女性ホルモンを外から与えることによって、ホルモンバランスを整え、ホルモンの周期的なリズムを作ることができます。
それで、卵巣が"安眠“することができるわけで、卵巣が本来のはたらきを怠けてしまうことはありません。
ですので、ピルを長期に飲んでいることによって妊娠しづらくなるということはありません。

ただし、自然妊娠できるかどうかは、ピルを飲むのをやめたときの状態によります。
ピルを中止した状態で基礎体温を測って、排卵がおこっているかどうかをみたり、血液検査でホルモン状態をチェックしたりなどして、現在の状態を把握します。
もしそれで自然妊娠が難しいとなった場合、不妊治療が必要になるかもしれません。

そろそろ子供が欲しいということですので、まずは主治医と相談して、低用量ピルを中止して基礎体温を測って経過をみることから始めてはいかがでしょう?
これらのアドバイスが、ともポコさんのお役に立てれば幸いです。
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