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カラダ
2014年6月14日

飛蚊症の原因は老化?近視も関係アリ?

その他のヘルスケア


米山公啓
この記事の執筆者
米山公啓
神経内科医、作家。
カラダのお悩みを送る
目の間にゴミのようなものが見え始めて、それを目で追ってもずっとついてくる、それが飛蚊症と呼ばれる症状です。
初めはだれもが驚き、目の悪い病気の始まりではないかと心配になるものです。

明るい場所では特に目立ちます。多くの場合、何か目の病気があって起きてくるわけでなく、近視と飛蚊症は関係ありません。目に病気がなくて起こる場合を、生理的飛蚊症と呼ぶこともあります。

飛蚊症の原因は、老化やストレスなどといわれています。また他の原因として、紫外線があります。

紫外線によって、硝子体(しょうしたい:ちょうど目の中にあるジェリー状の物質)の中に、「活性酸素」と呼ばれる身体にとって悪い物質ができてしまうために、タンパク質や脂質が酸化されてしまうと考えられています。
若いときは免疫機能が活発で、「活性酸素」を分解することもできるのですが、年齢と共にその機能が衰えてくるので、飛蚊症になりやすくなるのです。

ところが、若い人にも飛蚊症が起こるので、この活性酸素だけでは説明がつかず、生理的飛蚊症の本当の原因はよくわかっていないのです。

また可能性は低いですが、眼の病気が原因で起こる場合もあります。
後部硝子体剥離(はくり)、網膜裂孔(もうまくれっこう)などの病気で飛蚊症も起こるので、初めて飛蚊症が起きたら、まずは眼科で詳しく調べてもらう必要があります。

生理的飛蚊症の治療法はないですが、唯一、うまくするとゴミのようなものが、次第に下のほうへ行き、気にならなくなってしまうこともあるのです。

目に関することなのでRINさんも心配になられるかと思いますが、基本は飛蚊症を気にしないことです。明るいところではサングラスなどをかけて、飛蚊症が目立つのを防ぎましょう。
最初、飛蚊症は気になりますが、人間の感覚というものは次第に慣れが生じてくるので、気にならなくなるものです。
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