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カラダ
2014年7月12日

過敏性腸症候群に悩んでいます…

その他のヘルスケア


米山公啓
この記事の執筆者
米山公啓
神経内科医、作家。
カラダのお悩みを送る
腸に特別な病気がないのに、腹痛を伴った便秘や下痢が続く病気を「過敏性腸症候群」と呼んでいます。以前は「過敏性大腸炎」などといっていました。

この病気になりやすい性格として、神経質、生真面目な人が挙げられ、ストレスで症状が出やすくなるのが特徴です。電車に長く乗っていられず、途中の駅で降りてトイレに駆け込むなどの症状は多く見られます。

過敏性腸症候群は、決して珍しい病気ではなく、便通異常の20〜30%は過敏性腸症候群といわれています。腸の動きは自律神経でコントロールされており、そのためストレスなど自律神経に影響が出ると、症状も出やすくなるというわけです。

この症状を改善するには自律神経のバランスを保つことが大切ですが、実際に自分ではなかなかコントロールできないものですよね。

実は、この病気にはセロトニンが関係しています。セロトニンはうつ症状と関連していると思うかもしれませんが、体内のセロトニンのうち、脳には1〜2%程度、残りの約90%は、腸内にあるのです。
ストレスを受けると、腸の粘膜からセロトニンが分泌され、それにより腸が過剰に動くので、下痢になってしまうのです。
これを治療する薬があります。男性向け下痢型過敏性腸症候群治療薬というもので、男性で下痢が主体の症状の患者さんには、非常に効果が期待できます。
ただ、残念ながら女性向けのものはありません。

まずは病院で相談してみるのがよいでしょう。受診する診療科ですが、まずは消化器内科へ行って、治療を受けてみてください。そこで改善がみられなければ、心療内科を受診されるのがいいと思います。

悠ちゃん03さんのお悩みが、少しでも解消されるのを願っております。
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