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カラダ
2014年8月28日

婦人科検診が怖い…どんなコトをするの?

子宮の病気


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
カラダのお悩みを送る
婦人科検診は、経験のない人にはいろいろ不安や心配の種になるのかもしれませんね。

やっすん02さんは20代後半とのことですが、その年齢層なら、一番優先順位が高いのは、HPV(ヒトパピローマウイルス)または子宮頸(けい)がんの検査です。両方同時に受けてもいいですし、先に子宮頸がんの原因にもなりうる、HPVだけ検査するのでもいいです。
乳がんは、20代後半では子宮頸がんに比べると頻度は低いですが、念のため検査を受けておくほうが良いでしょう。

一番心配なさっている検査の方法について、HPV、子宮頸がん、乳がん、それぞれご説明していきますね。

●HPV
検査は自己採取でも可能です。自分で膣の中に綿棒を入れて、おりものを採取する方法です。ただ、自分で綿棒を入れるほうが怖いということであれば、医師による採取も可能です。

●子宮頸がん
検査では、クスコという器具を膣に入れて中を広げ、子宮の入り口をブラシで擦って細胞を採取します。クスコは様々な大きさのものがありますが、一番小さいものだと人差し指くらいです。
受診の際に、初めて検診を受けることを伝え、一番細いクスコを使ってくれるよう話しておくといいでしょう。

●乳がん
検診はマンモグラフィーとエコーの2つの方法があります。
マンモグラフィーは、乳房を挟んでX線撮影するので、お母様のおっしゃるとおり、痛いです。エコーはさほど痛くありません。
それぞれの方法に一長一短はありますが、一般に、40代より上の年齢ならマンモグラフィー、40代より下の年齢ならエコーが推奨されますので、やっすん02さんならエコーで検査を受けるとよいでしょう。

内診は、HPV検査にも子宮頸がんや乳がんの検診にも必要ありません。
ただ、婦人科の医者の中には、「受診者には内診をするものだ」と思い込んでいる人も多いので、必要性のいかんに関わらず内診することがあります。前もって「内診はしないでください」と話しておくとよいでしょう。

以上の説明で少しは不安が和らいだでしょうか。
子宮頚がんと乳がんは一番早期発見しやすいがんであり、早期発見すれば、命を救うことはもちろん、子宮や乳房を温存する治療法も選択できます。
怖がらないで、ぜひ検診を受けてくださいね。
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