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カラダ
2014年8月21日

高血圧でも妊娠・出産に耐えられる?

妊活・プレママ


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
カラダのお悩みを送る
あいばちゃんさん、こんにちは。
4年前に2人目を出産されたあと、血圧が高くなった。さらに脂肪肝があることもわかって、3人目の妊娠・出産が無事にできるのかどうか心配されているのですね。

近年、出産年齢が上がって高齢出産の女性も増えてきました。そのため、高血圧や糖尿病などの生活習慣病に注意しながらの妊娠例も、増えているのではないかと思われます。
高血圧があると、妊娠高血圧症候群(いわゆる「妊娠中毒症」)のリスクが高くなり、流・死産、早産、常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)などにも注意が必要なのは確かです。
(常位胎盤早期剥離とは、正常な位置にある胎盤が、胎児が娩出(べんしゅつ)されるよりも前に子宮壁から剥離してしまう状態です。)

ですが、近年の医療の進歩によって、妊娠中も適切な治療を行って血圧管理を行うことで、以前よりも無事妊娠・出産できるようになりました。

あいばちゃんさんは現在、降圧剤を飲んで血圧は安定していますか? 脂肪肝があるとのことですが、肝臓の機能の数値は落ち着いていますか?
詳細な状態がわからないので何とも言えないのですが、これらが落ち着いていれば、妊娠中に内服が可能な降圧剤もあるので、妊娠は可能であろうと思われます。まずは、内科の主治医に現在の状態で妊娠が可能かどうかを相談されてみてはいかがでしょう?

妊娠年齢が上がるとともに、流産などのリスクが上がったり、母体への負担が大きくなったりして、妊娠高血圧症群などの合併症にも注意が必要です。
女性の社会進出と晩婚化に伴い、35歳以上で妊娠・出産する女性が増加していることを考えると、あいばちゃんさんのような不安を抱える女性も少なくないでしょう。

血圧管理を行い、食事面など生活習慣に気をつけながら、無事妊娠・出産されることを願っています。
これらのアドバイスが、あいばちゃんさんのお役に立てれば幸いです。
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