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カラダ
2014年9月18日

妊娠中に市販の薬を飲んでも平気?

妊活・プレママ


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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たんこさん、こんにちは。現在妊娠16週で、頭痛薬を飲んでもお腹の赤ちゃんに悪影響がないかどうか心配されているのですね。

妊娠中に薬を飲むと、「流産を起こしてしまわないか」「お腹の赤ちゃんに奇形を起こしてしまうのではないか」など気になるものです。

確かに、妊娠中の薬の服用は慎重にしたいものですが、胎児に対する薬の影響は、妊娠のどの時期に内服したかによって異なってきます。
妊娠16週以降は、胎児に奇形を起こすことはありませんが、多くの薬剤は胎盤を通過して胎児に移行するため、胎児の発育が抑制されたり、流産、出産直後の赤ちゃんの適応障害などの心配が出てきます。

解熱鎮痛剤においては、妊娠中期(妊娠27週まで)までは、流産を起こすことはほとんどないとされているので、気にすることはないでしょう。
ただし、妊娠後期(妊娠28週以降)においては、解熱鎮痛剤の内服によって、「動脈管」という胎児のときのみ開通している血管が収縮して肺高血圧症を起こしたり、動脈管が閉鎖して胎児の死亡につながることがあるとされています。

このように、特に妊娠後期には解熱鎮痛剤の服用には注意が必要ですが、すべての解熱鎮痛剤が飲めないというわけではありません。
種類によっては使用できるものもありますので、自己判断で市販の薬を飲むのではなく、主治医とよく相談して処方してもらうようにしましょう。
これらのアドバイスが、たんこさんのお役に立てれば幸いです。
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