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カラダ
2015年2月5日

ダラダラ出血が続くのは更年期?

月経(生理)


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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さそりさん、こんにちは。月経が終わったと思ったらまたすぐ始まり、ダラダラと出血量も多く、いつものような月経痛もなくて、心配されているのですね。

更年期(45歳〜55歳)を迎える45歳以降になると、女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少して、月経が不順になりやすくなります。日本人女性の閉経の平均年齢は約50歳ですが、その数年前から月経に変化が起こり、閉経に至るまでの経過は人それぞれです。
周期が短くなったり、月経の持続期間が短くなったり、出血がダラダラ続いたり、3ケ月月経が飛んだりなど、個人差があります。
閉経に至るまでの経過として一般的に最も多いのが、
(1)月経周期が短くなる
(2)しばらくすると経血量が少なくダラダラと長く続くようになる
(3)やがて3ケ月に1回など周期が長くなる
(4)1年月経が来ず閉経を迎える
という経過です。月経がダラダラ続くような頃からは、無排卵であることも多く、月経痛も軽くなります。
さそりさんが40代後半でしたら、更年期を迎え、閉経前における月経不順の可能性があります。一方、40代前半でしたら、ホルモンバランスの乱れによって月経が不順になっている可能性があります。ストレスや過度なダイエット、不規則な生活などが原因で、女性ホルモンがうまく働かなくなると、無排卵になって月経周期が不規則になったり、出血量が安定しなくなったり、出血の持続期間が長くなったりなどの変化があらわれます。
ただし、不正出血の原因が、月経不順ではなく、子宮体がんが原因だったということもあるので注意が必要です。子宮がんには、子宮の入り口にできる「子宮頸がん」と、子宮の奥にできる「子宮体がん」があり、子宮頸がんは20代後半から30代がピークですが、子宮体がんは40代からかかる率が増加します。
ですので、念のため、月経不順の原因が何なのか、婦人科を受診して、診察を受けることをお勧めします。

これらのアドバイスが、さそりさんのお役に立てれば幸いです。
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