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カラダ
2015年2月26日

性交中に出血。何かの病気?

子宮の病気


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
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性器から出血すると、「何事だろう」と心配になるでしょう。だけど子宮がん検診で異常がなければ、重大な病気が潜んでいる可能性はほとんどありませんから、ご安心ください。
ごく少量の出血なら、子宮膣部にペニスの先端が当たって出血したことが考えられます。10代後半から40代後半くらいまで、つまり順調に生理が来る年代の女性では、子宮頸部の粘膜が子宮膣部まで広がっているのが普通です。頸部の粘膜は微小血管が多く、小さな刺激でも出血することがありますが、病気ではありません。

また、性交の際に膣の粘膜が傷ついて出血することがあります。小さな傷ならほとんど痛みはなく、出血だけが症状のこともあります。この場合、数日そっとしておけば治ります。
生理予定日の数日前に少量の出血があるのもさほど珍しいことではありません。出血が多くて貧血を起こすようなことがなければ、治療は必要ありません。

上記で説明したのとは違って、出血量がかなり多いとか、回数が月に2〜3回以上など頻繁に起こるようであれば、子宮筋腫など、出血を起こしやすい病気が潜んでいる可能性があります。その場合は婦人科でエコー検査など必要な検査を受け、適切な治療を受けてください。

性器出血は、自然に治る場合も多く、治療が必要な場合も、適切な処置で治癒します。ご心配なさらないでください。
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