×
  • マイページ
  • 手帳
  • 診断
  • よみもの
  • 事典
  • 検索
  • スパボTOP
メニュー
ジャンル

Supabo - スーパーボディ

検索
閉じる

カラダ
2015年3月7日

ツボって本当に効果あるの?

漢方

その他のヘルスケア


米山公啓
この記事の執筆者
米山公啓
神経内科医、作家。
カラダのお悩みを送る
医学には大きく二つの流れがあります。普通にお医者さんへ行き、治療を受けるときは、西洋医学的な考え方によって治療するのが一般的です。
一方、東洋医学では中国の医学の積み重ねを今の医療に取り入れたもので、過去の経験や知識が元になっています。いわゆる科学的に実証されてきた医学とはまったく違う考え方です。
ツボは、東洋医学では「経穴」と呼ばれるもので、病気の時に反応の現れやすいツボを刺激すると治療によいとされています。こういった東洋医学的な考え方は、西洋医学では、解剖学的には証明できません。しかし、2006年にはWHO(世界保健機関)でツボの位置に関する世界基準が定められるという流れもあり、注目されていることも事実です。

また、ツボを押すのと同じように鍼(はり)治療があります。これはツボを押す替わりに鍼を刺す治療です。
これが本当に効果があるのか、アメリカを中心にいろいろな調査研究が行われ、鍼治療はほとんど効果がないという結論が出ている疫学調査もあります。

プラセボ効果といって、その治療を受けるという精神的なことだけで、実際の治療でなくても痛みが軽減することがあります。具体的には、プラセボ(偽薬)という効き目のある成分が何も入っていない薬を服用しても、患者が効き目があると思い込むことで、症状が改善されることがあるという事例のことです。
鍼治療は今のところ効果を裏付ける科学的根拠が見つかっておらず、プラセボ効果に過ぎないという説もあります。しかし結果として症状が改善することはあるので、ツボを押すということも同様にこれからの研究結果が待たれるものでしょう。
  • 前へ
  • おすすめ関連コンテンツ
  • 薬膳ビューティ道13回 薬膳でホルモンバランス改善

    薬膳ビューティ道22回 シワ撃退薬膳でエイジレス肌

    薬膳ビューティ道16回 肝機能アップでツヤ肌美人

    薬膳ビューティ道15回 デトックスで解毒美人

    薬膳ビューティ道14回 薬膳で肌ハリ&ツヤ回復

カラダに関連するキーワード

月経(生理)

月経前症候群(PMS)

おりもの

避妊・ピル

更年期

痔

尿もれ

ぼうこう炎

乳房の病気

子宮の病気

婦人科・性感染症

妊活・プレママ

妊娠・出産

性の悩み

肩こり

頭痛

脳の疲れ・病気

その他のヘルスケア



カラダの記事をもっと見る
  • 必ずお読みください

スパボTOPへ

  • マイページ
  • 手帳
  • よみもの
  • 診断
  • 事典
  • 検索
  • |対応情報
  • |利用規約
  • |監修者・執筆者
  • |特定商取引法
  • |個人情報保護方針

© mediaseek