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カラダ
2015年4月4日

栄養が偏ると脳にも影響は出る?

脳の疲れ・病気


米山公啓
この記事の執筆者
米山公啓
神経内科医、作家。
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もちろん脳にとっても栄養は重要です。ここで重要になることは、まず脳を働かせるのに必要なエネルギーはブドウ糖からしか摂れないということです。
主食である、ご飯、麺類、パンなどの炭水化物はからだの中でブドウ糖に分解されて、それが脳へ行くことで、エネルギーを補給します。
しかしブドウ糖は体の中にそれほど多く貯めておけません。朝起きたときは、すでにブドウ糖不足の状態ですから、朝食ではしっかり主食を食べないと、脳のエネルギー不足となって脳がうまく働かなくなってしまうのです。
また脳にブドウ糖を供給するときに、ビタミンB1などが必要になってきます。豚肉などに多く含まれますが、普通の食事をしていれば欠乏することはまずないでしょう。
他に脳の働きを左右するものとして、脳神経細胞同士の連絡に使われる、脳内ホルモンと呼ばれるものがあります。例えばその代表的なものの一つであるセロトニンなどは、不足すると、気分が落ち込んで元気がなくなってきます。そのセロトニンもやはり炭水化物を摂ることで、脳の中で増えることがわかってきました。
他にも脳にはもっといろいろな栄養が必要ですが、よほど極端な偏食しない限り、記憶力が悪くなってしまうということはありません。
40歳半ばで記憶力低下と考えるのは、普通は心配のしすぎであって、病的な記憶力の低下はまずありえません。ストレス自体は脳によくないので、まずは軽い運動やレジャーなどでストレスを発散することでしょう。
もちろん食事はきちんと3度食べて、緑黄色野菜をたくさん摂るなどバランスにも気をつけましょう。
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