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カラダ
2015年4月23日

生理前に気分が沈むのもPMS?

月経前症候群(PMS)


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
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体の症状がなくて心の症状だけでも、月経の前に決まってそうなるのなら、PMS(月経前症候群)です。ただ、体の症状と心の症状では、対処法が違います。
低用量ピルはPMSの治療によく使われる薬です。体の症状の改善により効果がありますが、心の症状にも効き目があるので、まずはピルを試すとよいでしょう。ただ,ピルだけでは力不足のこともあり、その場合はほかの薬も一緒に使います。 例えば、PMSの精神症状を緩和させる漢方薬がいくつかあります。特に桃核承気湯(とうかくじょうきとう)や加味逍遥散(かみしょうようさん)が、よく使われます。
そのほかは、メンタル系の薬、精神安定剤や抗うつ薬、気分調整薬なども使います。
まいやんさんさんの場合、気分が沈むだけでなく買い物衝動があるとのことですが、買い物衝動は女性の躁病に特徴的な症状でもあるので、気分調整薬(炭酸リチウムやバルプロ酸ナトリウム)などを少量使うとよいかもしれません。こうした薬は気分の変動が大きくなり過ぎないように用いられるものです。
漢方薬にしてもメンタル系の薬にしても、病院を受診して、本人の症状や気質、体質を確かめた上で、一番適していそうな薬を選んで処方します。PMSの症状は様々なので、ご自身の症状をきちんと把握して、医師に相談しましょう。
受診先としては、心の問題にも目を配れる婦人科か、PMSなど女性特有の症状にも詳しい精神科・心療内科ということになります。受診の前に電話かメールで問い合わせるといいですね。

適切な治療でまいやんさんさんの状態が改善することを願っています。
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