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カラダ
2015年5月21日

妊娠を急ぎたい! どうしたらいい?

妊活・プレママ


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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まくろんさん、こんにちは。AMHが1以下と低く、妊娠を望んで努力しているのに授からず、不安に思われているのですね。

AMHは、アンチミューラリアンホルモンの略で、発育過程にある卵胞(卵子を包んでいる袋)から分泌されるホルモンです。
この数値は、「卵巣の中にどれくらい排卵しうる卵子があるか」を反映しています。
つまり、AMHは、卵巣の予備能の目安となっているのですが、これはあくまでも卵子の在庫の数の目安であり、卵子の質や老化とは関係がありません。
卵子の質や、順調に育つかどうかと最も関連するのは年齢です
。
30代後半になると、卵子の老化が急速に進み、質も低下していきます。

まくろんさんのAMHが1以下というのは確かに低いですが、AMHは個人差が大きく、卵子の数が多い少ないとはいえても、正常・異常と評価できるものではありません。
1年近く妊娠のために努力しているのに妊娠しないということと、AMHが低いことは関係ないといってよいでしょう。

通常、30代前半であれば、卵子の老化は進んでいないと思われ、卵子の数が少なくても年齢に応じた妊娠率は得られます。

健康なカップルが通常の性生活を営んでいる場合、1年で約80%、2年で約90%が妊娠するといわれています。
一般的には、妊娠を望んでいるのに2年間妊娠しない場合を「不妊」といいますが、1年で8割ものカップルが妊娠するわけですから、2年待つことなく、1年をめどに婦人科を受診して相談することをお勧めします。

1年近く妊娠のために努力しているのに妊娠しない原因をきちんと探ってみましょう。

不妊の原因は男女半々といわれていますので、パートナーも一緒に検査を受けるのが基本です。
男性の場合は泌尿器科を受診されるとよいでしょう。

これらのアドバイスが、まくろんさんのお役に立てれば幸いです。
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