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カラダ
2015年6月4日

40代のピルはリスクがあるの?

妊活・プレママ


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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ハムのハモさん、こんにちは。10年近くピルを服用していて、今後も服用を続けたいけれど、40代のピルの服用は血栓症のリスクが高くなるということで、このまま飲み続けてよいのか心配されているのですね。

ピルは、月経痛や過多月経を改善させる効果があり、女性のQOL(生活の質)を高めてくれます。ですが、確かに、加齢とともにピルの内服による血栓症のリスクは高くなります。

特に、肥満、高血圧、糖尿病、喫煙している、片頭痛があるなど、血栓症のリスクとなる要因がある場合は、ピルの服用はやめたほうがよいと思います。

ですが、それらのリスク要因がない場合は、血栓症による症状に注意しながら内服を継続していくのは可能と考えます。

血栓症の症状とは、突然の脚の痛みや腫れ、息切れ、胸の痛み、激しい頭痛、舌のもつれ、手足の脱力・まひ、視力障害(視野が狭くなる、見えにくいところがある等)などです。

血栓症になった場合は、早期発見・治療で重症化を防ぐことができます。
もしもこのような症状が現れた場合は、服用を中止して直ちにかかりつけ医に相談するか、救急医療機関を受診することが大切です。

ただし、血栓症になるリスクは、IUSのほうが格段に低いので、IUSのほうが安心ではあります。

ハムのハモさんのおっしゃるように、IUS装着後に不正出血があることがありますが、次第におさまっていくことがほとんどですので心配はいらないでしょう。

これらのアドバイスが、ハムのハモさんのお役に立てれば幸いです。
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