×
  • マイページ
  • 手帳
  • 診断
  • よみもの
  • 事典
  • 検索
  • スパボTOP
メニュー
ジャンル

Supabo - スーパーボディ

検索
閉じる

カラダ
2015年9月10日

生活改善で貧血は治る?

貧血・低血圧


米山公啓
この記事の執筆者
米山公啓
神経内科医、作家。
カラダのお悩みを送る
ヘモグロビンが6.3はずいぶん低いですね。
急にこの値まで下がれば、めまい、動悸(どうき)などの症状で気が付きますが、徐々に減っていく場合は、あまり自覚症状がないことが多いです。
心臓などが貧血に対して対応して、脈拍を上げて、体が貧血に適応してしまうと、症状が目立たなくなります。

貧血にはいろいろな種類があるので、ヘモグロビンが低いだけですぐに、鉄欠乏性貧血と決めつけるのはよくありません。
まずは内科を受診して、どんな種類の貧血なのかきちんと診断を受けることが大切です。
また胃潰瘍などが原因で貧血も起こるので、内科一般的な検査を受けるべきです。

鉄欠乏性貧血と診断されたら、以前は、鉄分の多い食事を取るように指導していましたが、実際には鉄欠乏性貧血のとき、食事だけで貧血を治すことは難しいのです。

ホウレンソウなどの植物に含まれる鉄分は、吸収が悪いために治療には向いていません。
肉類に含まれる鉄分のほうが吸収はいいのですが、それでもやはり食事だけで貧血を治療することは難しいのです。

そのため基本的には、貧血の治療薬を経口で摂取することになります。

その場合の副作用は、飲み方の工夫や、いくつかの種類があるので、それをお医者さんと相談しながら試していくしかありません。
それでも副作用が強ければ、鉄剤の注射をしていきます。

「症状がないから放っておいていい」ということでないので、やはりしっかり検査をして、治療をしていきましょう。
  • 前へ
  • おすすめ関連コンテンツ
  • 低血圧を改善する食生活|どんな食べ物がいい?

カラダに関連するキーワード

月経(生理)

月経前症候群(PMS)

おりもの

避妊・ピル

更年期

痔

尿もれ

ぼうこう炎

乳房の病気

子宮の病気

婦人科・性感染症

妊活・プレママ

妊娠・出産

性の悩み

肩こり

頭痛

脳の疲れ・病気

その他のヘルスケア



カラダの記事をもっと見る
  • 必ずお読みください

スパボTOPへ

  • マイページ
  • 手帳
  • よみもの
  • 診断
  • 事典
  • 検索
  • |対応情報
  • |利用規約
  • |監修者・執筆者
  • |特定商取引法
  • |個人情報保護方針

© mediaseek