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カラダ
2015年10月8日

じんましんがよく出る原因と解決策は?

その他のヘルスケア


米山公啓
この記事の執筆者
米山公啓
神経内科医、作家。
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皮膚のかゆみはつらいものです。皮膚には角層(表皮の最外層)があり、外からの刺激を防ぐ役目をしています。角層の下に表皮と真皮があります。真皮にはじんましんの原因となるヒスタミンという物質を蓄えている肥満細胞といわれる細胞があります。

肥満細胞が何らかの刺激を受けると、ヒスタミンなどが出てきます。ヒスタミンが皮膚の毛細血管に作用して皮膚のはれ、ブツブツなどが出てくるのです。
また、皮膚にある神経を刺激してかゆみが出てきます。この状態がじんましんです。

じんましんの原因には、アレルギー性と非アレルギー性とがあります。食品、薬剤、物理的刺激が原因となります。

じんましん患者さんの70%以上は原因がわかりません。こういうタイプのじんましんは毎日症状が出てきます。

1ヵ月以上症状が続くと「慢性じんましん」といいます。しかし、なぜ慢性になっていくのかまだ理由がわかっていません。

また、原因のわからないじんましんでも、疲労やストレスなどが症状を悪化させます。ハウスダストなどにアレルギーがあっても、それが原因でじんましんが起きているとは限らないのです。下着などで締め付ける物理的な刺激もやはり誘因になります。
じんましんは体質的な問題が多いと思われます。原因を調べてもほとんどわからないことが多いのです。

病院へ行くときには症状が出ているほうがいいですが、話だけでも医師は診断可能です。
受診はやはり皮膚科ですが、内科医でも問題ないでしょう。治療はやはり抗ヒスタミン薬と呼ばれる薬を飲むのが一番早い治療です。症状が消えてもしばらく飲み続けることが大切です。
日常生活のストレス、疲労をためないようにすることも重要です。
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