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カラダ
2015年11月19日

更年期で激太り! 元の体重に戻すには?

更年期


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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よしえ5501さん、こんにちは。更年期症状が出始めるとともに、体重が一気に増え、食欲も抑えられないということで悩まれているのですね。

年齢とともに、生命を維持するための最低限のエネルギーである基礎代謝は減っていき、今までと同じ量を食べていても太りやすくなります。

また、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、内臓脂肪の蓄積を抑える作用があるので、エストロゲンが急激に減少する40代後半くらいになると、内臓脂肪が付きやすくなり、血液中の中性脂肪も上がりがちになります。

加齢による基礎代謝の低下と、エストロゲンの減少という二つの理由が重なって、よしえ5501さんの世代は以前に比べて太りやすくなってしまうのですね。

体重の増加を抑えるためには、基礎代謝を維持する筋肉を付けることが大切です。個人差はありますが、筋肉は30歳を過ぎると、何もしないでいると減っていく一方です。日々の生活の中で、ストレッチや筋トレなどを取り入れて筋肉を鍛えましょう。
筋肉が増えれば増えるほど、エネルギー消費量が増加し、太りにくい体になります。

体重が増えるのは、エネルギーの消費量よりも摂取量のほうが多くなるため、すなわちエネルギー収支バランスが「プラス」になるからです。やせるためには、これを「マイナス」にしなければなりません。
食欲を抑えるのはなかなか難しいものですが、まずはこの食欲が本物かどうかを試してみましょう。
「何か口に入れたいな」と思ったとき、5分だけ我慢してみます。読書をしたり、テレビを見るなどして、5分後に「食べたい」という気持ちを忘れていたら、「ニセの食欲」です。
案外「ニセの食欲にだまされている」ということもあるものです。

普段の食事も、少しずつ減らしてみる、おやつは控え、1週間頑張ったらご褒美に大好きなスイーツを少し食べるなど、ストレスのたまらない方法でエネルギー収支バランスをマイナスにしていきましょう。

これらのアドバイスが、よしえ5501さんのお役に立てれば幸いです。
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