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カラダ
2016年4月7日

女性特有のがん予防方法を教えて!

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松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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かもかもかさん、こんにちは。親戚のおばさんが子宮頸がんで手術されたことを機に、今後、女性特有のがんの予防のために有効な対策をとっていかれたい、ということですね。

まず、「子宮頸がん」についてお話します。がんの中では珍しく若い世代に多い疾患で、20代後半くらいから急激に増加します。しかも、初期はほとんど自覚症状がありません。不正出血やおりものの増加、下腹部痛など症状が出たときには、進行しているケースがほとんどです。
ですので、検診が非常に大切です。子宮頸がん検診では、がんになる前の段階(前がん病変)もわかるので、早期発見・早期治療することが可能です。

「乳がん」については、飲酒で乳がんのリスクが高くなるといわれています。女性は男性に比べて飲酒の影響を受けやすく、より少ない飲酒量でがんになるリスクが上がるという報告もありますので、毎日お酒を飲む場合はビールなら大瓶1本、日本酒なら1合、ワインならボトル3分の1程度までにしておきましょう。

また、肥満は「子宮体がん」や「乳がん」のリスクを高めますので、適性体重を維持することを心掛けましょう。
身体活動量が多い人ほど何らかのがんになるリスクが低下していたという研究報告もあります。日常生活の中で適度に体を動かすようにするとよいでしょう。

がんの予防には、禁煙も有効です。たとえ今までたばこを吸っていたとしても、禁煙することによって様々ながんのリスクを下げることができます。禁煙を始められたとのこと、ぜひとも継続してくださいね。

今や、2人に1人はがんになるといわれる時代ですが、日常生活を見直して、がんの予防に努めたいですね。これらのアドバイスが、かもかもかさんのお役に立てれば幸いです。
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