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カラダ
2016年11月3日

子宮がんについて詳しく知りたい

子宮の病気


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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ジュコさん、こんにちは。子宮がんについて、種類や症状、原因など詳しく知りたいというご相談ですね。子宮がんには、子宮の入り口にできる「子宮頸がん」と、子宮の奥にできる「子宮体がん」があり、原因やかかりやすい年代などが異なります。

子宮頸がんの原因は、セックスによる「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスの感染です。特にセックスの経験が豊富でなくても、一度のセックスで感染することもあり、子宮頸がんは、いわばセックス経験がある人なら誰でもかかりうる疾患です。
近年、20代後半〜30代での発症が急激に増加しており、30〜40代で多く診断されています。また、初期にはほとんど症状がないので、子宮頸がん検診を定期的に受けて、早期発見をすることが大切です。

子宮体がんの主な原因は、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」による過剰な刺激です。昔に比べて妊娠・出産回数が減った現代女性は、生涯の月経回数が増加し、その分エストロゲンにさらされる期間が長くなっています。そのため、近年、子宮体がんになる女性が増加しています。
子宮体がんは、若い年代に多い子宮頸がんと異なり、50〜60代で多く診断されています。症状としては、初期に不正出血が起こることがほとんどで、早期発見・早期治療しやすいがんといえます。

同じ子宮にできるがんでも、子宮頸がんと体がんでは、発症の背景がまったく異なるのですね。これらのアドバイスが、ジュコさんのお役に立てれば幸いです。

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