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カラダ
2016年11月17日

避妊リングの副作用と避妊効果を知りたい

避妊・ピル


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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クジラアさん、こんにちは。避妊リングについて、副作用や避妊効果について知りたいというご相談ですね。

避妊リングは、避妊の目的で子宮内に装着する小さな器具です。子宮内に異物を入れることで異物反応を起こし、精子の運動や、精子と卵子の受精を阻害して避妊効果を発揮します。避妊効果を高めるために、銅やホルモン剤を付加した避妊リングもあります。

避妊リングのメリットは、一度装着すれば数年間の避妊が可能で、日々避妊のことを考える必要がないことです。副作用として、装着後の数日間は、下腹部痛、腰痛、出血、おりものなどの症状が現れることがあります。また、月経日数が長くなる、月経時以外に出血や下腹部痛が起こることもあります。

ホルモンが付加された避妊リングの場合、ホルモンの作用によって子宮内膜が薄くなるため、月経血量が減少しますが、ホルモンが付加されていない避妊リングの場合は、月経血量が増えることがあります。これらの副作用は、時間の経過とともに軽減されることがほとんどです。

また、まれに挿入した避妊リングが脱落することがあります。出血や下腹部痛など、避妊リングの脱出や位置のずれなどが疑われる症状が続く場合は、診察を受けることが大切です。
ちなみに、避妊リングを装着することによって太りやすくなる、ニキビができるというようなことは、ほとんどないといえるでしょう。ピルは、ニキビができることがありますが、低用量ピルの場合は、体重への影響はほとんどありません。

避妊効果については、1年間に妊娠する確率は、0.6〜0.8%程度で、ホルモンが付加された避妊リングの場合は0.1〜0.2%程度です。

これらのアドバイスが、クジラアさんのお役に立てれば幸いです。
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