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カラダ
2016年12月22日

休薬中になっても生理が来なくて心配

子宮の病気


松田ゆたか
この記事の執筆者
松田ゆたか
婦人科医・心療内科医。
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ピルを使っていると、多くの人で次第に生理の出血量が減っていき、全然出血しなくなる人もいます。miiyさんのように最初から生理が止まる人は少数ですが、異常というほどではありません。

「飲んでいるのはピルではなく、ルナベル」と思われるかもしれませんが、ルナベルは避妊用ピルの1種である「オーソ」と主成分はまったく同じです。
1錠あたり、卵胞ホルモンである「エチニルエストラジオール」が0.035mg、黄体ホルモンである「ノルエチステロン」が1mg含まれています。他のピルは黄体ホルモンの種類が違っていますが、効力はほとんど同じなので、ピルについていえることはルナベルについてもいえます。
ですから、繰り返しますが、ピルを飲んでいて生理の出血がなくなるのは異常ではありません。この点は心配しなくていいですよ。

ただ、いくら医学的に異常でないと説明されても、来るべきものが来ないのは気がもめて何とかしたいと思うかもしれません。miiyさんの場合、別のピルに変えてみるという対応も可能です。
ピルは、避妊や生理痛の軽減という主作用に関しては同等の効果が得られるよう設計されていますが、副作用にはピルとの相性がからんで人それぞれに違いがあります。「マーベロン」や「トリキュラー」など、オーソ以外のピルに変更すると、休薬期間中に出血が復活するかもしれません。主治医に相談してみてはいかがでしょうか。

ピルは自由診療で、病院ごとに値段が違います。それでも、大都市近辺なら1シート2000〜3000円くらいですから、ルナベルを保険診療で処方されるときの自己負担分とあまり変わらないかと思います。

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