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カラダ
2017年6月8日

骨粗しょう症の対策はどんなのがある?

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松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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「閉経後は骨粗しょう症になりやすいと聞きましたが、どうして骨がもろくなるのでしょうか? また、よくいう『牛乳や小魚を取る』以外の対策はどんなものがありますでしょうか」

30代前半
yukikkooさん


回答


yukikkooさん、こんにちは。閉経後に骨粗しょう症になりやすい原因と、骨粗しょう症予防のための対策についてのご質問ですね。


●骨の新陳代謝の仕組み

まず、骨の新陳代謝の仕組みについてご説明しましょう。骨は、常に新しく作り替えられています。すなわち、古い骨は壊されて(骨吸収)、新しい骨が作られるわけですが(骨形成)、このことが常に繰り返されることによって、健康な骨が維持されます。

女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」は、骨吸収を抑える作用があるのですが、閉経後にエストロゲンが減少することによって、骨吸収が骨形成を上回ってしまい、骨の新陳代謝のバランスが崩れて骨粗しょう症になりやすくなります。
また、エストロゲンには、骨からカルシウムが溶け出すのを抑える働きもあるため、エストロゲンが減少することで骨がもろくなりやすくなるのです。


●骨粗しょう症予防のための対策

・骨の材料となる栄養素を摂取
対策としては、日々の食生活で、骨の材料となるカルシウムやたんぱく質、カルシウムの吸収を促すビタミンD、骨の形成を助けるビタミンKなどの栄養素をしっかり摂取することが大切です。

・適度な運動
適度な運動も必要です。無重力で骨に負荷がかからない宇宙から戻ってきた宇宙飛行士の骨量が減少していたことからもわかるように、骨粗しょう症予防のためには運動をすることによって骨に適度な負荷をかけることが大切です。
骨に負荷をかけることで、骨形成が促されます。1日30分程度のウォーキングでも効果はあるといわれています。また、運動することで筋肉が鍛えられると、転倒予防につながり、転倒することによる骨折のリスクも減ります。

骨粗しょう症の予防には、若いうちから食事や運動など生活習慣に気を配ることが大切です。
これらのアドバイスが、yukikkooさんのお役に立てれば幸いです。
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